MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

雷神 “マイティ・ソー” vs. 剛腕は奪三振ショー 両軍合わせて20三振

GAME DAY きょうのメジャーリーグ

 

メッツのシティフィールドで行われたメッツ対ナショナルズ戦は、メッツがノア・シンダーガードナショナルズが先日20奪三振をマークした剛腕マックス・シャーザーの投げ合いになった。

 

 

 

アメリカンコミックのヒーロー「雷神マイティ・ソー」の操るThor's Hammer(トールハンマー)のような右腕をもつシンダーガードが、ナッツから10三振を奪う好投で7回を無失点(無四球)に抑え2-0でメッツがナショナルズを完封した。

 

 

敗れたナショナルズの先発シャーザーもいきなり初球をグランダーソンから先頭打者ホームランを浴びたもののメッツ打線から7回途中まで10三振を奪う好投だった。

 

 

先発投手の1試合ごとの貢献度を図る指標GScもシンダーガード77、シャーザー66と共に高い数値を表している。

 

 

これでシンダーガードは4勝2敗、ERA2.19、WHIP0.99、奪三振66、K/9は10.97。

 

 

一方のシャーザーは4勝3敗、ERA4.01、WHIP1.15、奪三振76、K/9は11.73。被本塁打が13本でやや多いのが気になる。

 

 

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思い出すのは、昨年10月3日。シャーザーはメッツ相手に17奪三振・無四球、相手メッツの先発、マット・ハーヴィーも6イニングで11三振を奪う力投。同時に一人の打者も歩かせない精密なコントロールを見せつけた。

 

 

これにより、シャーザーの17奪三振・無四球と合わせて史上6回目の同一試合で両チームの先発投手が、二桁の三振を奪いながら一人も歩かせないという圧巻のゲームを演出している。

 

 

しかし、今回は雷神ソーの活躍でメッツに軍配が上がった。