シカゴ・カブスは現地5日、先発右腕ジェーク アリエッタ投手との調停を回避し、年俸1,070万ドル(約12億5,000万円)の1年契約で合意したことが、関係者の話で明らかとなった。
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アリエッタは今季の年俸として、1,300万ドル(約15億2,000万円)を要求。一方、カブスは750万ドル(約8億8,000万円)を提示、両者の間には550万ドルの開きがあった。
Cubs' Jake Arrieta breaks record with $10.7 million contract https://t.co/AVDcin5aI3 pic.twitter.com/Ggm1ViiJqO
— CBS Sports MLB (@CBSSportsMLB) 2016, 2月 6
現在29歳のアリエッタは昨季、22勝6敗、防御率1.77で、カブスのポストシーズン進出に貢献。自身もナ・リーグのサイ ヤング賞に輝いた。
今オフの年俸調停を申請するにあたり、希望額でカブスと大きな開きがあったが、アリエッタ希望額の80%ラインで合意した。
一方で公聴会まで持ち込まれてケースもある。
タンパベイ・レイズの先発左腕ドルー スマイリー投手が現地4日、年俸調停において、球団側が提示していた320万ドル(約3億7,000万円)を上回る、375万ドル(約4億4,000万円)の今季年俸を勝ち取った。
今オフ、調停委員会による裁定まで持ち込まれたのはスマイリーが初めてだった。