プロ野球の阪神を退団してメジャー移籍を目指していた呉昇桓投手(オ・スンファン=33)がカージナルスと契約合意間近である事を10日、MLB公式サイトが伝えた。
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MLBの名門、ボールタウンとして有名なセントルイス・カージナルス。クローザーには、ここ2季連続で40セーブ以上を記録しているトレバー・ローゼンタル投手(25)がおり、呉昇桓は、その前のセットアッパーを任される見込みで、経験豊富な呉の加入でバックエンドに厚みが増すことになる。
詳しい契約内容は、今のところ明かされていない。
The @Cardinals could reportedly sign South Korean RHP Seung-Hwan Oh: https://t.co/Sxbsewk0Ef Club hasn’t confirmed. pic.twitter.com/NOiqtcgI1V
— MLB (@MLB) 2016, 1月 11
韓国リーグで通算277セーブを挙げた呉昇桓は、阪神では2年間プレーして2年連続で最多セーブのタイトルを獲得。NPBでの成績は通算80セーブ、2.25ERA、0.99WHIPだった。
昨季終了後に自由契約となった。その後、マカオで2014年11月に賭博を行った疑いが発覚し、阪神は残留交渉を打ち切っていた。
昨年12月30日、元ヤクルトの林昌勇(イム・チャンヨン)投手(39)とともにソウル中央地検から略式起訴され、ソウル中央地裁から罰金700万ウォン(約71万円)の略式起訴処分命令が出されたと、韓国メディアが報じていた。