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【MLB移籍情報】カブスがさらなる補強、ジェイソン・ヘイワード獲得に成功

 

5年連続地区最下位から若手が台頭しベテラン監督ジョー・マドンのもとでポストシーズン進出を果たした今季のシカゴ・カブス

 

MLB移籍情報

 

 

そのカブスが、補強ポイントのひとつだった外野手の補強に成功している。今季のFA市場で外野部門注目のジェイソン・ヘイワードとの契約に合意した模様だ。

 

 

契約金額は、FOXスポーツによると8年1億8400万ドル(約223億円)、年平均で2300万ドル(27.8億円)で合意したという。

 

ヘイワードは、07年アトランタ・ブレーブスのドラフト1巡(全体14番目)選手。14年11月17日にシェルビー・ミラー、タイレルジェンキンスとのトレードで、ジョーダン・ウォルデンと共にセントルイス・カージナルスへ移籍した。

 

今季は、メジャー6年間でキャリアハイの打率.293(出塁率.359)をマーク。26歳と若く、ゴールデングラブ賞3回、フィールディング・バイブル・アワード3回に輝くなど走攻守の3拍子が揃った選手として貴重な戦力といえる。

 

 

今オフのカブスは、大胆な補強が目立った。ユーティリティプレイヤー、ベン・ゾブリスト内野手の獲得。ヤンキースとのトレードでは28歳の右腕アダム・ウォーレンを獲得しブルペンに厚みが増した。

 

さらに、カージナルスからFAの165勝右腕ジョン・ラッキーを獲得。これで、サイ・ヤング賞のジェーク・アリエッタ、左腕ジョン・レスターに次ぐ3番手の補強に成功。

 

そして、今回の外野手ジェイソン・ヘイワードとの契約。先発、リリーフ、内外野の万能型、そして、外野手と今オフのカブスは、戦力面でバランス良く補強を続けているチームといえる。