MLB メジャーリーグ物語

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【MLB移籍情報】若手の注目株シェルビー・ミラーには20球団が打診!?

 

先日から何度か紹介していますが、MLB移籍市場もサンクスギビングデー(感謝祭)のブラックフライデーから週明けのサイバーマンデーにかけて動き出した。毎年そうだが、来週のウィンターミーティングまでこの動きは加速していく。

 

 

MLB移籍情報

 

 

昨年のウィンターミーティングでは、期間中に12件のトレードが成立し79人が移籍した。

 

そうした動きを前に今季の移籍市場で注目の選手10人についてMLB.comのリチャード・ジャスティスが紹介している。

 

その冒頭で、11月25日に紹介したアトランタ・ブレーブスシェルビー・ミラー投手をピックアップしたい。

 

彼は、25歳と若く、2016年が年俸調停1年目で、FAまでの3シーズンをチームがコントロールできる事などから20チームが獲得に興味を示しているという。

 

しかし、争奪戦がヒートアップし需要過多もあってブレーブス側は、各チームからの打診に強気の要求をしているところが面白い。

 

たとえば、ヤンキースが獲得を打診したところルイス・セベリーノ投手を、ドジャースにはジョク・ピーダーソン外野手を要求したというニュースが報じられている。どちらも今後、チームの核として期待されているプレイヤーだ。

 

 

 

 

今季、ジェイソン・ヘイワードらとの複数トレードでカージナルスからブレーブスに移籍したミラー。前半に2完封を記録するなど5勝を挙げて初めてオールスターゲームに選出された。

 

しかし、シーズンを通して打線の援護に恵まれなかった。

 

33試合中21試合でクオリティスタートを記録(リーグ10位タイ)、チーム最多の205.1イニング(同8位)を投げたものの、5月23日から9月27日まで24試合連続で白星が付かないなど、両リーグ最多の17敗を記録した。

 

シーズン最終登板となった10月4日の試合で8回無失点と好投し、ようやく6勝目を挙げた。

 

 

結局、移籍1年目は6勝17敗。それでもERA3.02やイニング数はメジャー4年目でキャリアハイをマークした。

 

このミラーの獲得に関しては可能性があるとすればアストロズカブスレッドソックスという名前を挙げている。その根拠が知りたいところだが、それ以上は解説していない。