プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは22日、ことし11月に初めて開かれる野球の国際大会「プレミア12」に向けた日本代表候補を、来月中旬に発表することを明らかにしました。
「プレミア12」は、世界野球ソフトボール連盟が野球の世界的な普及を目指し、初めて開く国際大会で、連盟が、独自の基準で定めた世界ランキング上位の12の国と地域が参加します。
日本代表候補は9月上旬に45人に絞り込み、10月上旬に最終メンバーとなる日本代表28人を選出するとしています。
今回の代表候補選定をきっかけに、日本代表候補は年間を通じて常設化される方針。
小久保監督は「ベテラン、中堅、若手のバランスを重視した選手選考をしたい。最強のメンバーをそろえるためには12球団の協力が不可欠なので、コミュニケーションを取りながらやっていきたい」と話しています。
■プレミア12 日程
《1次ラウンド》
韓国と開幕戦、その後、台湾へ移動するという日程です。
アメリカがどのクラスの選手たちを派遣してくるかによって興味はだいぶん変わってきます。オールアメリカンどころかMLBのアクティブロースター(25人枠)クラスの選手も来ないという観測も流れています。
MLB主催で無いので、ハッキリしていますね。主導権(ビジネス)が無ければ参加しない。だから、悲しいことですが、いつまでたってもサッカーのようなワールドワイドに成れない。
そこに風穴を開ける今回の「プレミア12」。アメリカ抜きでもベネズエラ代表やドミニカ代表が、WBCの時のようにMLBクラスを派遣すれば、ある意味、アメリカ代表フルメンバーより強いかもしれません。そのあたりの視点で楽しみたいと思います。