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【WBC】大谷翔平の先発が決定!リアル二刀流での出場を指揮官が明言

 

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC2023)は3月8日、台湾でオランダ対キューバ戦で開幕した。侍ジャパンは初戦の中国戦に大谷翔平の先発登板が公式に発表した。

 

大谷翔平NEWS

 



 

WBC日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督は8日、公式会見で大谷翔平投手(エンゼルス)を9日の1次ラウンド・中国戦で投打同時出場させると明言した。

 

 

投打同時出場させることも明言し、具体的な打順は決まっていないとしたが、リアル二刀流での出場が公式会見で発表された。

 

野球専門サイト「フルカウント」によると大谷が国際試合、国際大会でリアル二刀流で出場するのは初めて。

 

国際大会でのマウンドは2015年11月19日に行われた世界野球プレミア12の準決勝・韓国戦以来8年ぶりとなる。

 

公式会見で指揮官は「(WBCは)大谷翔平から始まります。大事なスタート。大谷翔平でいく。ただ、それだけです」と発表した。

 

指揮官は「世界一を目指していきます。それだけを考えて、明日からしっかりやっていきます」と語気を強めた。

 

初戦を託した大谷には「いろんな姿を見てきましたけど、どんな姿よりもチームを勝たせてくれると信じている。そのことだけをやり切ってくれると信じています」と信頼を寄せた。

 

日本に凱旋帰国してからの大谷は実践マウンドがないのは不安材料だが、2月中旬からエンゼルスアリゾナ州でのスプリングトレーニングに参加し、今季初登板となった2月28日(日本時間1日)の敵地・アスレチックス戦では2.1イニングを2奪三振、無安打無失点に抑えた。

 

その登板では最速98マイル(約157.7キロ)をマークし順調な調整をアピールしていた。

 

打撃面では6日の阪神との強化試合で2打席連続となる3ランを放ち、4試合で9打数5安打の打率.556、2本塁打、6打点と心配ない様子だった。

 

WBCでの先発投手には65球の球数制限が課せられているが、まずは格下の中国戦に「大谷ルール」を適用して、DHでスタメン出場する。