MLB メジャーリーグ物語

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剛腕マックス・シャーザーがNO-NO達成 9回2死まで完全試合

 

シャーザーがNO-NO達成!

 

ナショナルズマックス・シャーザー投手が現地20日、ホームで行われたパイレーツ戦で先日のヘストン(ジャイアンツ)に続いて今シーズン2人目のノーヒットノーランを達成した。

 

シャーザーは初。チームとしては、昨年9月28日のシーズン最終戦でジョーダン・ジマーマンが達成して以来の6回目。

 

9回2死までは1人の走者も許さず、完全試合にあと1ストライクで代打タバタに死球を与えた。

 

その惜しいシーンは、僅かにインに入ったスライダーがエルボーガードにかすり、タバタがヒジを出して当たりにいったように見えた、球審とタバタには大ブーイングだった。

 

打者28人に106球で1死球、10奪三振での“準完全試合”で、平均94マイル。最速97.7マイルだった。

 

シャーザーを助ける、8回2死からのエスピノーザの好プレーもあった。

 

シャーザーは、昨オフのFAの目玉選手として、7年総額2億1000万ドル(約260億円)の超大型契約でナッツとサイン。

 

これは2013年サイ・ヤング賞右腕の鳴り物入りの移籍でした。

 

その本領を発揮しだしたのが5月。現地5月6日から27日にかけて5連勝を記録だ。

 

6月は、ヤンキース田中と投げ合って連敗したが、前回の登板で9回1安打16奪三振の完封劇で連敗をストップ。16奪三振はチームレコードだった。

 

そして、この日のノーヒッター。直近2試合で18回を1安打、26奪三振で無失点という剛腕振りを発揮し、エースとしての価値を存分に示して見せている。