青木4試合連続マルチヒット
ラスト7試合で打率.500。OBPも.563と絶好調のジャイアンツ青木宣親。
「1番レフト」で先発出場した古巣ミルウォーキー・ブリュワーズとのGAME3でも2安打をマーク。4試合連続でマルチヒットをマークしています。
「(ここは)よく知ってる球場だし、雰囲気も知ってるし、懐かしい雰囲気が後押ししてくれている」 と語っていた青木。
2012年メジャーデビューした慣れ親しんだボールパークは、メジャー4年目、昨シーズンはアメリカン・リーグだったので、実質ナショナル・リーグ3年目の青木にとっては貴重なアドバンテージといえる。
マウンドの傾斜、ピッチャーとの距離感。守っても中央開閉式のミラー・パークは、光の入り具合が微妙に変わる。
そうした変化も慣れ親しんだボールパークということで違和感なく順応できるということだろう。
これで、最近ラスト7試合で打率5割。15試合でも.434、OBP.500と驚異の数字をマークしている。
もともと好調の波が激しい青木。5月の前半は不振で2割8分台まで打率を落とし、ライトにペンスが復帰してからはブランコ、マックスウェルとレフトのポジション争いをする日が続いた。
名将ボウチー監督率いるジャイアンツは、2010から5年間で3度のワールドシリーズを制し「ダイナスティ(王朝)」と形容されるチーム。
今季もドジャースと首位争いを演じている。そんなモチベーションと熾烈なポジション争いが青木を後押ししているのかもしれない。
また、この日発表されたMLBオールスター戦(7月14日、シンシナティ)のファン投票ナ・リーグ第1回中間発表で外野手部門の4位に入った青木だが、「レギュラー争いしているぐらいの意識だし、まさか自分がそんな位置にいるとは思わなかった」とコメントしている。