藤川球児に続きシカゴ・カブスの和田毅も開幕を15日間の故障者リスト(DL)で迎えることをチームが発表しています。
RHPs Dallas Beeler and Jacob Turner, LHP Tsuyoshi Wada and OF Chris Denorfia have been placed on the 15-day DL (retroactive to 3/27).
— Chicago Cubs (@Cubs) 2015, 4月 5
左太ももを痛めて出遅れているカブス和田毅投手は現地4日、ブルペンで変化球を交えて42球を投げた。 スポーツ紙によれば順調に回復しているようす。
2日には、マイナーの試合に先発し、3回まで投げて2安打無失点。久しぶりの実戦で好投した和田は「無事、けがなく終われたというのが一番良かった」と明るい表情だったという。
和田の生命線である制球には不満が残るものの、この日は直球が140キロ以上を計測し「足が少しずつ良くなってきている」ことを首脳陣にアピールした。
先発4番手~5番手争いをしていた和田のDL入りでカブスの先発陣は下記のローテーションになりそうです。和田がアクティブロースター(25人枠)に昇格した場合は、ロングリリーフでの起用も予想されます。
- ジョン・レスター
- ジェイク・アリエタ
- ジェイソン・ハメル
- カイル・ヘンドリックス
- トラビス・ウッド
結局、2015年MLBで開幕メジャー(25人枠)の日本人選手は、ヤンキース開幕投手の田中将大、マリナーズ岩隈久志(ローテ3番目)、マイアミのイチロー、サンフランシスコの青木宣親、レッドソックスのリリーバー田澤純一の5選手に留まりそうです。
一方、レッドソックスの上原は左太もも裏の張り、レンジャーズのダルビッシュは右肘の手術、藤川は右脚付け根の張りを訴え、カブスの和田も左脚を痛めて開幕を故障者リストで迎える。上原、和田の最短復帰は11日、藤川は16日となっている。ちょっと寂しい感じがします。