MLB2015
先日のLIVE BP（フリー打撃）で肘に問題がないことが分かったダルビッシュ有投手が現地２日、紅白戦で１回を投げ、２三振を奪うなど、順調な仕上がりぶりをアピールしています。
スポーツ紙が伝えるところによれば、ダルビッシュは「肘も全く痛くないし、かなり良い状態。まだ（実戦）感覚をつかめていないところがあるけれど、無事に試合に投げられて良かった」。１回をノーヒット、2Kの快投に言葉も弾んだ。
開幕ロースター（25人枠）候補である若手のマイケル･チョイスに対しては、この日最速の94マイル（約151キロ）の4シームで追い込み、最後は62マイル（約100キロ）のスローカーブで空振り三振に仕留めると、昨年のオールスターでも見せた球速差50キロの投球に両ベンチとファンがどっと沸いたという。
試合後には、今季オープン戦初登板が5日（日本時間6日午前5時5分開始予定）のロイヤルズ戦になることも決まりました。
ということで、期待は開幕戦のマウンド。204日ぶりの実戦で快投したことで、4月6日アスレチックス戦での開幕戦も視界が広がった。向こうのメディアでは、ダルビッシュと田中将大の開幕投手という報道も以前にありましたので、いよいよ現実味を帯びてきました。
思い返してみれば、昨シ－ズンも一度は開幕投手に決定しながら、首の寝違えで回避した経緯があり、今後、アクシデントがなければ、メジャー4年目にして待望の晴れ舞台となる。
レンジャーズのダルビッシュが開幕戦で投げるとすれば、日本人では、野茂、松坂、黒田に次いで史上4人目です。初の開幕投手は2000年の野茂（当時タイガース）。その後ドジャースで03、04年と2度開幕投手を務めた。松坂は日本での開幕ゲームのマウンドを踏んだ。そして09年の黒田（当時ドジャース）以来、6年ぶりの開幕投手ということになります。
