MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

岩隈23日に3Aで登板 順調な回復!復活は早ければ5月初旬!【追記あり】

GAME DAY きょうのメジャーリーグ

 

マリナーズに朗報!

 

岩隈が練習試合に登板

 

MLB.comによれば、そのマリナーズの右腕・岩隈久志は、火曜日の午後にグローブライフ・パークで55球のブルペンセッションを行った。

 

次回は、遠征先のマイアミで金曜日に行われるシミュレーション・ゲームで、今季初めて打者と対戦する予定。

 

岩隈は、ロサンゼルス郊外での自主トレ中にボールを受ける際にネットに指を絡ませて利き腕右手中指の腱を捻挫した。

 

このアクシデントは、すでに何度かお伝えしたが、彼は火曜日に3回目のブルペンセッションを行い、今回はケガをした指にもっとも負担がかかるスプリットフィンガード・ファストボール(SFF)も試投した。

 

岩隈にとってスプリッターの投球は懸念材料のひとつで、心配があったという。

「はい、(心配は)少しありました。スプリットは指を広げるので、第1関節により負担がかかりますし、他の球よりも負担は大きいですから。でも痛みは感じませんでしたし、ブルペンの間に、心配するようなことはありませんでした。全部が順調に進みました」

 

岩隈は金曜日のシミュレーション・ゲームで、通常の試合と同じウォーミングアップを行い、その後に打者を相手に35球を投げた。

「今投げられる力でしっかり投げ、指の感じも良かった」と笑顔を見せた。3Aでの登板に向けては「球数が決められていくと思うが、実戦に入って(課題を)クリアして早く復帰したい」とした。

 

岩隈の復帰スケジュールについてチームは、22日(日本時間23日)に傘下のマイナー、3Aタコマの試合でリハビリ登板することを決めた。このまま順調に行けば5月初旬の復帰が現実的になってきた。

 

 

岩隈のコメント

「全部の球をホームベースの両サイドに投げることができて、低めに保つこともできました。スプリットフィンガーも投げさせてもらうことができましたし、良かったと思います」

 

「長い期間がかかっていますけど、ここ2週間は、集中することができました。いまはブルペンで投げていて、今日までとこの先数週間は、チームを応援することしかできません。グラウンドに立てないわけですから。だから早くチームに加わりたいですし、数週間以内にそうなれば良いと思っています」

 

弱小球団を渡り歩き、これまで幾度の苦難を乗り越えてきた岩隈久志。今回は、油断からきたアクシデントかもしれないが、1日も早い復活に期待する!