3シーズンに渡り日米通算30連勝
ヤンキースの田中将大投手は16日(日本時間17日)、本拠地ニューヨークでのカブス戦に先発。
メジャー最長となる8回を今季最多107球、2安打無失点10奪三振と圧巻の投球で2勝目を飾り、本拠地初勝利、さらにレギュラーシーズンでは2012年8月26日から負けておらず、3シーズンに渡り日米通算30連勝をマークした。
火曜日の試合が雨天中止になり6日間の休みで登板した田中は、ヤンキースとカブスのダブルヘッダーの第1試合で、文字通り無敵だった。試合はヤンキースが3対0で勝利した。
5日のブルージェイズ戦では、7回を97球、被安打6、失点3(自責2)奪三振8。
9日のオリオールズ戦では7回を101球、被安打7、失点3(自責3)奪三振10。
今日、打たれたヒットは、いずれもバント内野安打のみ。
相手の3番打者がセーフティバントをした。それを見ても過去2試合と比べ、すべてがメジャー移籍後、最高といえる内容だった。
これで、デビュー3試合で28奪三振。ヤンキースでは1987年にアル・ライターが記録した25奪三振を上回るフランチャイズ新記録となった。
なお、「ジャッキー・ロビンソン・デー」のセレモニーも同日に延期され、背番号42の着用は第2試合となった。昨日お伝えした田中の「42」は幻に終わった。