MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平の伝説の1年 メジャー史に残る打撃成績

 

ドジャース大谷翔平は29日(日本時間30日)、ロッキーズとのレギュラーシーズン最終戦に出場し、4打数1安打だったが、右ひじ修復手術のリハビリのため、2019年以来、5年ぶりに打者に専念するシーズンでメジャーリーグ史上初の「54本塁打&59盗塁」まで到達した。

 

大谷翔平 伝説  

 

 

大谷は今シーズン159試合に出場し、打率.310、本塁打54、打点130、盗塁59で、ホームランと打点の二冠はほぼ確実となっている。

 

 

 

 

大谷翔平2024年打撃成績

159試合 (自己最多、チーム最多)

731打席

636打数

197安打 (リーグ2位、自己最多)

.310打率 (自己最高)

38二塁打

7三塁打

54本塁打 (リーグ1位、自己最多、ドジャース球団新記録)

411塁打 (リーグ1位、自己最多)

130打点 (リーグ1位、自己最多)

134得点 (リーグ1位、自己最多)

59盗塁 (リーグ2位、自己最多)

162三振

81四球 6死球 5犠飛

59盗塁(失敗4)

.390出塁率

.646長打率

1.036 OPS (リーグ1位)

.283得点圏打率

fWAR 9.1  rWAR 9.2

 

 

ナ・リーグは30日(同10月1日)にメッツとブレーブスダブルヘッダーを残しているため記録がまだ確定していないが、大谷がこのまま本塁打王を獲得すれば2年連続で、両リーグでの受賞はマーク・マグワイア以来、メジャー史上4人目。

 

自身初の打点王のタイトル獲得もほぼ確実。メジャー150年の歴史でも前人未到「54-59」を達成。

 

盗塁は36回連続成功でシーズンを終了し、成功率93.6%。イチローの持つシーズン56盗塁の日本選手最多記録を更新。

 

打点でも松井秀喜の持つシーズン116打点の日本選手最多記録を更新した。

 

通算本塁打225本はアジア出身選手最多。

 

シーズン最終戦で打率3割以上を確定させ、日本選手では初めて「打率3割、ホームラン30本、30盗塁」のトリプルスリーを達成した。

 

自己最高の打撃成績で「伝説の1年」と呼ぶにふさわしいシーズンとなった。