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大谷翔平、開幕戦でマルチ安打!ベッツ、フリーマンに1号本塁打 ドジャースが勝利

 

 ドジャース大谷翔平が日本時間3月29日、本拠地開幕戦のカージナルス戦でライト線への2塁打を含むヒット2本をマークして勝利に貢献している。

 

 

MLB2024 GAMEDAY

 



 

 今シーズン最初の本拠地ドジャースタジアムでの開幕戦には5万人を超える観客が詰めかけ、「2番DH」でスタメン出場した大谷が1回、無死一塁の場面で打席に向かうと、地元ファンが一斉にスタンディングオベーションでを迎え入れ、開幕戦らしい雰囲気に包まれた。

 

 その公式戦第1打席、大谷はカージナルス先発のマイルズ・マイコラスが投じた低めの変化球をうまく捉えてライト線に2塁打を記録した。

 

 ドジャースが3対0とリードした3回の第2打席は四球を選ぶと、続く3番フレディ・フリーマンに今シーズン1号の2ラン本塁打が出て追加点につながった。

 

 

 

 

 5回の第3打席はライト前に抜けるヒット、7回の第4打席は空振りの三振。この試合、大谷は3打数2安打、1四球で移籍後初の本拠地での試合でマルチ安打をマークし、ドジャースが7対1で勝利した。

 

 ドジャースは先発のタイラー・グラスノーが6イニングを被安打2、失点1の好投。打線は10安打のうち1番ムーキー・ベッツ、2番大谷、3番フリーマンのMVPトリオで5安打5打点2本塁打と評判通りの破壊力を発揮したゲームだった。

 

 

 

 大谷は試合直後、グラウンド上でインタビューに応じ「勝ててよかったし自分の打席にも落ち着いて入ることができたのでよかった。ボールもよく見えていると思うし比較的、冷静に打席に入れているので、このままあしたの試合に臨めればいいかなと思う」とコメント。


 クラブハウスでの報道陣による囲み取材では「興奮していましたし、1打席目からヒットが出てスタートとしてはよかったと思う。多くのファンの方に入ってもらって、敵の時は怖いが味方だととても心強かった」と笑顔で振り返った。