MLB メジャーリーグ物語

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大谷翔平、開幕戦でマルチ安打と日米通算100盗塁 ダルビッシュ、松井も好投

 

 ドジャースパドレスメジャーリーグ開幕戦「ソウルシリーズ」が20日、韓国で行われ2番DHでスタメン出場したドジャース大谷翔平が、パドレス開幕投手を務めたダルビッシュ有からドジャース移籍後、初ヒットをマーク。試合はドジャースが5対2で逆転し、開幕戦で勝利を飾った。

 

 

大谷翔平NEWS  

 

大谷は5打数2安打1打点1盗塁で勝利に貢献

 ダルビッシュがメジャー挑戦のためアメリカに渡ったあと、日本ハムの「背番号11」を引き継いだのが2013年シーズンにプロ入りした大谷翔平だった。

 

 この二人の対戦は初めて。1回表、無死1塁でこの試合最初の打席は2ボール1ストライクからショートゴロを打ち、一塁ランナーのベッツ選手が2塁アウトになったが、大谷は俊足を生かして一塁ランナーとして残った。

 

 第2打席は3回表に回ってきた。大谷はダルビッシュに対し5球目のツーシームをライト前に運び、今シーズン初ヒットを記録。その後、3番フリーマンの初球に二塁への盗塁も成功させた。これが区切りの日米通算100盗塁になった。

 

 試合はパドレスが1番ボガーツのセンター前ヒットで1点を先制したが、8回表に一挙4点を奪ったドジャースが5対2で逆転勝利を飾った。

 

 

 大谷は最初の2打席はダルビッシュとの日米を通じての初対戦となり、2打席目でライトへのラインドライブの強烈なヒットを放ち、8回表一死1・2塁で回ってきた第5打席はレフトへのタイムリーを放って貴重な追加点を叩き出した。

 

 

 

 

 この試合では5打数2安打1打点1盗塁と結果を出してチームの勝利に貢献している。

 

 大谷とダルビッシュの対決は2打席だったが、ダルビッシュは4回途中で被安打2、失点1(自責点0)で降板。

 

松井裕樹もメジャーデビュー

 この試合では松井裕樹パドレス4人目の投手としてメジャーデビュー。

 

 松井投手は7番のアウトマンに対しては4球目でピッチクロックの違反を取られフォアボールを許したが、続く8番の代打、キケ・ヘルナンデスに対してはすべて変化球で空振りの3球三振を奪い、メジャーで初の奪三振をマークした。

 

 そして9番のラックスはストレートでレフトフライに抑え、この回を0点で切り抜けた。