大谷翔平所属のエンゼルスが現地17日(日本時間19日)、敵地でのレンジャーズ戦に8対3で勝利。まだ、10試合程度を消化した段階だが、ア・リーグ西部地区の単独首位に立った。
GAME DAY Angels 3連勝
1番大谷翔平は7試合連続安打
相手の先発左腕ペレスに対し、初回の第1打席は、狭くなった二遊間を抜ける当たりだったが、大谷シフトで二塁ベースのやや右側に位置した三塁イバニエスが横っ飛びで捕球したものの投げられず、記録は三塁内野安打になった。
この日の見せ場は走者大谷の足だった。次の2番トラウトの大きなライトフライで1塁からタッチアップ。
微妙なタイミングだったが、送球がそれて大谷は二塁へ進塁。3番ウォードのセンター前ヒットで三塁に進み、パスボールで先制のホームを踏んだ。
ジョー・マドン監督はこの走塁を高く評価「私はあれを求めていた。みんな求めていた。楽しい試合だった。できることは全てしようとした。パワー、走塁、バント、エンドラン、全てがあった。それがとても良かった。全員野球ができていた」と満足げに振り返った。
3回1死二塁の第2打席は見逃し三振。低めのチェンジアップがストライク判定されるなど、この日もゾーンより低い球のストライク判定があった。ここまでの大谷はこうした判定に苦しめられている。
第3打席は空振りの三振。6回の第4打席はバットを折られ、小フライとなった打球をショートが落球する珍プレー(エラー)で塁に出た。
8回の第5打席も左投手。セカンドゴロで、この日は5打数1安打1打点で打率.227。大谷は本調子ではないが、チームは8対3で勝ち3連勝を飾った。
これで7試合連続安打、本塁打3だが、際どいストライク判定で苦しめられてここまでOPS.721と物足りないスタッツだ。
次の先発予定は現地20日(同21日)。チームが苦手としている王者アストロズ戦。すっきり勝って単独首位をキープして欲しい。
主軸のトラウトが死球で退場
なお、この試合で主軸のトラウトが5回に右手付近に死球を受けて途中交代。レントゲン検査で異常はないらしいが、アストロズとの首位決戦を前に心配だ。
大谷にも左対左の対戦が多いだけに他人事ではなく死球だけは気を付けて欲しい。というかブツケないでほしい!
1球の死球でシーズンを棒に振ることもあるからだ。
Eggcellent series win 😇#GoHalos | #SoCalMcD pic.twitter.com/1cIkr12Npj
— Los Angeles Angels (@Angels) April 17, 2022
▼昨日の大谷翔平 第3号ホームランシーン
¡SHOOO(W)HEI OHTANI! 🤠 pic.twitter.com/5fC9wbYw04
— Angels Béisbol (@AngelsBeisbol) April 17, 2022