MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

鈴木誠也 復調の2戦連発HR 大谷の次回登板は24日 千賀は26日エンゼルス戦

 

カブス鈴木誠也外野手が21日(日本時間22日)、敵地でのタイガース戦に「6番ライト」で出場し、2試合連続となる13号ソロをマーク。カブスの3連勝に貢献している。メッツの千賀滉大の次回登板は日本時間8月26日のエンゼルス戦に決まったようだ。

 

 

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カブスが3連勝で首位と2.5ゲーム差に急迫 


鈴木は2回の第1打席、1死一塁からレフト前ヒットでチャンスを広げ、チームはこの回に3点を先制。


そして、1死走者なしで迎えた4回の第2打席。カウント1-0からメジャー2年目の先発右腕アレックス・ファエードの甘く入ったスライダーを捉え、左中間スタンドに運んだ。

 

 

 

 


27度の角度で上がった打球は初速101.5マイル(約163.3キロ)、飛距離403フィート(約123メートル)だった。


7月は打率.240と不振に苦しんだ鈴木。今月に入り、1日(同2日)から相手先発が右投手の試合は6試合連続で悔しいスタメン落ちも経験した。


それでも9日(同10日)のメッツ戦でスタメンに復帰すると、9試合で32打数11安打の打率.344を記録して復調をアピール。

 

 



これで2試合連続のアーチになったが、連続弾は5月16、17日のアストロズ戦に続いて今季2度目だ。直近の7試合では打率.320、3本塁打OPS.988と好調をキープしている。


6回の第3打席はサードゴロ。8回の第4打席は相手のエラーで出塁。この日は4打数2安打1打点で、連続試合安打も4に伸ばしている。


これで鈴木の今季の打撃成績は374打数97安打の打率.259、本塁打13、打点44、盗塁5、OBP.331、OPS.756となっている。直近の7試合では打率.320、3本塁打OPS.988と絶好調だ。


カブスは8回に追いつかれるも9回に2点を勝ち越して3連勝。8月は12勝6敗と勝ち越しており同地区首位ブリュワーズとは2.5ゲーム差に迫り、ワイルドカードではプレーオフ進出圏内の2位となった。

 


吉田は1安打、千賀のエンゼルス戦先発が決定

 

レッドソックス吉田正尚は敵地でのアストロズ戦に「3番レフト」で出場。5打数1安打で打率を.296に下げた。


大谷翔平は26年ぶりにロサンゼルスを直撃したハリケーンの影響で予定されていたレッズ戦が中止になった。


乾燥しているカリフォルニア州オレンジ郡アナハイムだが、ハリケーン接近で20日の試合を中止し、19日に急きょダブルヘッダーを行って対応したばかりだった。


エンゼルスが複数試合で悪天候のため中止となるのは1983年以来40年ぶりとなる珍事だ。


また、大谷の次回登板は日本時間8月24日(木)、レッズとのダブルヘッダーGAME1に決定。さらにメッツの千賀滉大の次回登板は日本時間8月26日(土)のエンゼルス戦に決まった。


大谷にとってはこの珍しい大雨が休養になって良いタイミングになったかもしれない。ただ、ドジャースタジアムなどは水没したような状況になり被害は広がっているようだ。

 

 

 

現地の方々の無事を祈りたい。