エンゼルスからFAとなっていたジオ・ウルシェラとタイガースが現地22日(日本時間23日)1年150万ドルの契約で合意に至った。
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「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマンは、年俸150万ドルとは別に出来高が設けられていることを報じている。
昨季はエンゼルスと840万ドル、その前年はツインズと655万ドルの契約だったので、大幅にダンピングされた契約に成ったが、500打席以上、30打席ごとに10万ドルずつ加算されていくインセンティブが付く契約みたいだ。
Welcome to the Motor City, @Urshela10!
— Detroit Tigers (@tigers) February 22, 2024
We have agreed to terms with INF Gio Urshela on a one-year, $1.5 million contract. pic.twitter.com/2VWzQxPmTv
コロンビア出身のウルシェラは32歳。2015年にインディアンス(現ガーディアンズ)でデビュー。ブルージェイズを経て2019年にヤンキースへ移籍。
ヤンキースでは主に三塁手として3年間で291試合に出場し、打率.292、41本塁打、153打点、OPS.815を記録した。
2022年3月にジョシュ・ドナルドソン内野手らとのトレードでツインズに移籍。2022年オフにエンゼルスにトレードされた。
エンゼルスでは開幕から62試合で打率.299と好調なスタートを切って貴重な戦力になったが、6月15日(同16日)の敵地・レンジャーズとの試合で一塁へ駆け抜けた際に激しく転倒し、それが直接の原因となり左骨盤骨折で戦線離脱。その後の試合を全休した。
Infielder Gio Urshela and the Detroit Tigers are in agreement on a one-year, $1.5 million contract, sources tell ESPN. Urshela, 32, should help at third base and can play a variety of positions. And his ability to hit left-handers suited what Detroit has sought this winter.
— Jeff Passan (@JeffPassan) February 22, 2024
タイガースは正三塁手を探していたため、巧打好守のウルシェラの加入は戦力のグレードアップになるとの見方が強いが、150万ドル程度ならコスパの良い選手かもしれない。しかも単年契約なら球団にとっても都合が良い。
前田健太が移籍したことで注目のタイガースだが、前田にとって頼もしい味方となりそうな選手だ。