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【MLB契約情報】ベリンジャーがカブスと3年8000万ドルで再契約

 

コディ・ベリンジャーの契約がついに決まった。米スポーツ専門チャンネルESPN」のジェフ・パッサンによると、カブスとベリンジャーは3年8000万ドルで再契約を結ぶことで合意したという。

 

 

MLB契約情報  

 

 

 

 

MLB2023-24オフの有力FA選手で移籍先が決まっていなかったベリンジャーの争奪戦は大方の予想通り、カブスとの再契約という形で決着した。

 

年俸は今季と来季が3000万ドル、2026年が2000万ドルであることが報じられている。また、契約には最初の2シーズン終了後にはオプトアウト権が付いている。

 

この時期に決まった契約としてはなかなかの高額ではないだろうか。

 

 

 

 

ベリンジャーはドジャース時代の2017年にリーグ新人王、2019年には47本塁打を放ってナ・リーグMVPに輝いた。しかし、その年以降は成績が下降して2022年オフにノンテンダーFAとなった。

 

昨季はカブスでプレーし、見事に復活。130試合で打率.307、26本塁打、97打点の好成績を残した。

 

ドジャースからノンテンダー(契約解除)され後に、カブスと1年1750万ドル(2023年)の契約を交わした。 2023年の年俸は1250万ドル。 この契約には、2024年の相互オプション、年俸2500万ドル(解約金500万ドル)が付いていたがオプトアウトしてFAになっていた。

 

その後、カブスからはクオリファイング・オファーを受けていた。

 

 

 

 

カブスは今オフ、先発に今永昇太(4年5300万ドル)、ブルペンにヘクター・ネリス(1年900万ドル)を加え、投手陣のアップグレードに成功。打線にベリンジャーが加わったことで大幅な戦力ダウンは回避した。

 

カブスには日本選手として鈴木誠也外野手や新加入の今永昇太投手もおり今オフにプレーオフ進出を目指すチームにとって嬉しい知らせとなった。