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【MLB契約情報】ドジャースのベリンジャーもロックアウト前に年俸調停を回避して合意

 

オーナーサイドによる4回目のロックアウトストライキを含めると9回目)に突入しているメジャーリーグだが、ドジャースコディ・ベリンジャーロックアウト前に年俸調停を回避して1年1700万ドルで合意していたという。

 

 

MLB契約情報

 

ESPNのジェフ・パッサンが伝えているが、ベリンジャーは「スーパー2」として2019年オフから年俸調停の権利を取得しており、今オフが年俸調停3年目だった。

 

 

 

ベリンジャーの年俸の変遷は下記だが、今季は不振が続き95試合に出場して打率.165、本塁打10、打点36、OPS.542でrWARも-1.5とデビュー5年間で最低の水準。

 

 

三振率も26.9%と悪く、これはキャリア過去最低。60試合という短縮シーズンだった昨年より2塁打、本塁打数は下回り、キャリアハイだったメジャー3年目(2019年)の打率.305、本塁打47、打点115、盗塁15、OPS1.035という成績を頂点に2年連続の成績ダウンという厳しい結果に終わり、辛うじて年俸アップにこぎつけたという感じだった。

 

 

ベリンジャーの年俸

2019年 S2 60万5000ドル

2020年 ARB1 1150万ドル

2021年 ARB2 1610万ドル

2022年 ARB3 1700万ドル

2023年 ARB4 

2024年 FREE AGENT

 

 

MLB公式サイトでも言及していたが、このままではいくら余裕のあるドジャースでも高額年俸が足かせになって次のオフに「ノンテンダーFA」になりかねないレベルだ。

 

 

ベリンジャーは昨年オフに右肩の手術を受け、今年4月には左腓骨を骨折するなど故障が相次いだ。来季の奮起に期待したい。