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【MLB契約情報】カージナルスが37歳のクロフォードとの契約に合意

 

ジャイアンツ一筋だったブランドン・クロフォード遊撃手が26日(日本時間27日)、カージナルスとの契約に合意したことを複数の米メディアが報じている。

 

 

MLB契約情報  

 

 



契約の詳細は現時点では公表されていないが、「ジ・アスレティック」のケイティ・ウー、「サンフランシスコ・クロニクル」のスーザン・スラッサー、「セントルイス・ポスト-ディスパッチ」のデリック・グールドが、契約合意を報じている。

 

 

 

 

10年以上にわたってジャイアンツの正遊撃手を務めてきたブランドン・クロフォードは1月に37歳になった。

 

2008年にドラフト4巡目(全体117位)でジャイアンツから指名され、2011年5月にメジャーデビュー。

 

以降、13年間、ジャイアンツ一筋でプレー。しかも先発出場1528試合中、メジャーリーグで守ったポジションは、遊撃しかない。2012年以降の開幕戦の遊撃手は、いずれも、クロフォードだった。

 

その間、ゴールドグラブを4度(2015~17年、2021年)受賞。オールスター・ゲームにも3度(2015年、2018年、2021年)選出され、2017年にはアメリカ代表としてWBCで世界一に輝いている。

 

メジャー13年間で通算1654試合に出場。通算打率.250、146本塁打、744打点、OPS.715。

 

2021年に24本塁打、90打点でOPS.895をマークしているが、OPS.800以上を超えたのはこの年だけ。2022年はOPS.652、23年は同.587とクロフォードに攻撃面で多くを期待することはできない。DRSも2年連続で平均を大きく下回っている。

 

カージナルスは21歳の若手メイソン・ウィンを遊撃のレギュラーとして起用する予定だが、ウィンのバックアップや成長するまでの指導役(メンター)といったところだろう。