MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB契約情報】マーリンズがセグーラと合意 Dバックスもロンゴリアを獲得

 

新年、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

 

MLB移籍情報

 

セグーラも決まる

 

メジャーリーグは、ロックアウトが長引いた2021年オフに比べ2022年オフは大型契約が次々と決まっていった。これから紹介するベテラン内野手の二人も年が変わる前に移籍先が決まったようだ。

 

現地時間12月28日、俊足巧打のジーン・セグーラ内野手の契約も決まった。マーリンズと2年総額1700万ドルで2023年の年俸が650万ドル、2024年が850万ドル。これに2025年がオプション1年とオプションが破棄された場合のバイアウト200万ドルらしい。

 

 

セグーラはフィリーズが来季の球団オプションを破棄してFAになっていた。個人的にはマリナーズ在籍時を含めて3年連続打率3割を打っていた頃のイメージが強いが、ずいぶん低い評価の契約になったようだ。

 

メジャーキャリア11年の32歳。通算打率.285、出塁率.330、長打率.408、OPS.739。ブリュワーズ在籍時の2013年とマリナーズ時代の2018年にオールスター・ゲーム選出された内野手だが、遊撃の守備は11年間でDRS+1、打撃面ではアベレージは良いが、11年間で本塁打107、2016年の20本塁打がキャリアハイで長打力が物足りないのが残念な選手だ。

 

フィリーズ移籍後の2019年に遊撃手として20失策を記録。UZR-1.3、Def+5.0、DRS-5と精彩を欠いた。今季も故障等で98試合の出場に終わり、そうした事が評価を下げたのかもしれない。

 



 

ロンゴリアはダイヤモンドバックス

現地時間12月30日にはダイヤモンドバックスジャイアンツからFAとなっていたベテラン三塁手エバン・ロンゴリアと1年400万ドル+出来高100万ドルで合意した。

 

ロンゴリアは37歳。2008年のメジャーデビューから2017年まで10年間、レイズの中心選手だった。

 

2018年以降はジャイアンツへ移籍。故障が多く、今季も89試合に出場して打率.244、14本塁打、42打点、OPS.767。オフにジャイアンツから年俸1300万ドルの球団オプションを破棄されてFAになっていた。

 

自宅のあるアリゾナダイヤモンドバックスへの移籍を選択した。今季は1年400万ドルとオプションをバイアウトした際の500万ドルを受け取るという。

 

MLB公式サイトによれば年俸などの金額面よりも「自宅に近い」という環境面を重視して新天地を決めたという事らしい。メジャーでは最後は家族と一緒に過ごしたいという選手が多い。

 

ロンゴリアには三塁手兼DHとしてレギュラークラスの出場機会が与えられることになるという。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。