2022年から23年オフの移籍市場で個人的に注目選手を地区別に紹介していきたい。
MLB移籍情報
今回はナショナルリーグ西部地区のドジャースを除く4球団にスポットを当てた。
C=クラブオプション・・・球団が選択権を持つオプション
M=ミューチュアルオプション・・・相互の同意が必要なオプション
V=ベスティングオプション・・・一定の数字を出せば権利が確定するオプション
P=プレイヤーオプション・・・選手が選択権を持つオプション
O=オプトアウト・・・権利を破棄すること
ナショナル・リーグ西部地区
◆ロッキーズ
ロッキーズはマイナー選手も含めて8名がFAになる。注目というほどでもないが元エンゼルスの陽気なイグレシアスがFA。エンゼルスでの2021年はDRS-21とMLB最低クラスだったが、その年の9月にレッドソックスに移籍して23試合で打率.356、OPS.915と活躍。
今季は、ちゃっかりロッキーズと契約して118試合に出場。打率.292、OPS.708の微妙な成績だった。
ただ、この程度では残念だが来季の再契約はどうだろう。ダウン提示を受け入れるならどこかのロースターに混じりこんでいるかもしれない。
アレックス・コロメ(RP)410万ドル
チャド・クール(SP)300万ドル
ホセ・イグレシアス(SS)500万ドル
◆ダイヤモンドバックス
Dバックスもマイナー選手も含めて8名がFAになる。個人的に注目選手はいない。あえて名前を挙げるならデービスぐらいだ。名前の横の金額は22年度のサラリーで単年150万ドルだった。キャリア8年で58勝53敗、通算防御率4.16。
ザック・デービス(SP)※M 150万ドル
◆パドレス
パドレスは11名がFA。注目選手が多く。彼らがFA市場にでてくるのか、再契約があるのかパドレスのオフは注目。
エースのダルビッシュ有の動向にも気になる。ダルビッシュは、2018年2月13日にカブスと結んだ6年1億2600万ドルの契約を引き継ぐ形で、パドレスにトレード。
中日スポーツの記事では、その契約が切れる2023年オフに引退をすることを明かしていたということだ。もう1シーズンパドレスで見れるのか、今季のマウンドを見る限りではあと数年、マウンドでの雄姿を見たい気がする。東海岸よりできれば西海岸のチームで。
ジョシュ・ベル(1B)1000万ドル
ウィル・マイヤーズ(OF)※C 2000万ドル
マイク・クレビンジャー(SP)850万ドル
ショーン・マネイア(SP)975万ドル
ブランドン・ドルーリー(IF)900万ドル
ピアース・ジョンソン(RP)300万ドル
◆ジャイアンツ
14名がFA。先発左腕がプレーヤーオプションを行使して市場に出れば複数球団による争奪戦が予想される。レンジャーズが狙っているとの噂もあった。
カルロス・ロドン(SP)※P 2250万ドル
ジョク・ピーダーソン(OF)600万ドル
ほかに37歳のエバン・ロンゴリア内野手などがいるが来季は1300万ドルの球団オプション。
ブランドン・ベルトは昨季、1840万ドルのクオリファイングオファーを唯一受け入れた選手だが、今季は故障もあって78試合の出場にとどまった。この二人のベテラン選手は退団(引退)の可能性が高い。
最後まで読んでいただきありがとうございました。