来季に向けての編成は水面下で始まっている。夏のフラッグディールトレードでロッキーズからブレーブスへ移籍していた救援右腕のピアース・ジョンソンがブレーブスと2年1425万ドル+球団オプション1年で契約した。
MLB契約情報
NPBの阪神タイガースにも1年在籍した日本帰りのメジャーリーガーなので朗報だ。
契約の内訳は2024年と2025年が各700万ドル。2026年は700万ドルの球団オプションでバイアウトの場合はジョンソンに25万ドルが支払われる。
✍️✍️✍️ pic.twitter.com/58Wu55hVwL
— Atlanta Braves (@Braves) October 25, 2023
ジョンソンは、2017年にカブスでメジャーデビュー。2018年はジャイアンツで37試合に投げて43.2イニング、防御率5.56(FIP4.51)。
彼の転機になったのは2019年の28歳での来日だった。阪神で58試合(58.2イニング)、防御率1.38、40ホールドの実績を残した。
環境の異なるプロ野球でプレーし、結果を残した成功体験が大きかったに違いない。NPBではWHIP0.80と制球力に磨きをかけた。
メジャー復帰後はパドレスで3シーズン102試合(92イニング)、防御率3.39、FIP3.19。
今季移籍したロッキーズでは43試合に登板して1勝5敗13セーブ、4ホールド、防御率6.00と結果を残せなかったが、トレード移籍したブレーブスでは24試合で1勝1敗、8ホールド、防御率0.76とブルペンの戦力として活躍した。
年700万ドルはリリーバーとしては高評価で、試合の後半でクローザーにつなぐセットアッパーとしての活躍が期待される。