日本人選手の活躍を中心に紹介しているが、現地8月28日(日本時間29日)はレッドソックスの吉田正尚が1試合3安打の猛打賞をマーク。藤浪が9回1イニングを7球で三者凡退に仕留める好リリーフだった。
MLB2023 GAMEDAY
吉田正尚が猛打賞の活躍
レッドソックスの吉田正尚外野手は本拠地でのアストロズ戦に「4番レフト」で3試合ぶりのスタメン出場。
1回の第1打席がピッチャーへの内野安打。2回の第2打席が左中間への2塁打、その後は四球、レフトへのヒット、四球。
チームはアストロズに5対13で大敗したが、吉田は5出塁で存在感を示した。3打数3安打、2四球3得点で打率も.298にアップ。1試合3安打以上は今季11度目だ。複数安打は46度目。
下降気味だった打撃スタッツもこれで打率.298、出塁率.352、OPS.812へ上昇した。
藤浪晋太郎はきょうも好リリーフ
オリオールズの藤浪晋太郎は大量9点リードの9回に4番手として登板。
ホワイトソックスの上位打線だったがティム・アンダーソンを1球でファーストゴロ、アンドリュー・ベニンテンディを3球でセカンドゴロに打ち取ると、トレイス・トンプソンは3球で見逃し三振に仕留め、わずか7球で三者凡退に抑えて試合を締めくくった。
制球も安定感が増し6試合連続の無四球。4試合連続の無失点。オリオールズ移籍後は17試合で防御率4.50。
日刊スポーツの記事では、藤浪はチームによく溶け込みコミュニケーションもよくとれているという。
クリス・ホルト投手コーチは「彼は素晴らしいよ。疑問な部分はしっかり聞いてくるし、きちんと耳を傾けてくれる。英語力もかなりのものだよ。私の言っていることを理解しているし、たまに英語で言葉を返してくる。チームメートと英語と日本語を教え合ったりもしている。チームに溶け込んでいるよ」と話した。