菊池雄星と大谷翔平の「花巻東対決」は後輩の大谷に軍配が上がった。大谷は菊池から3号3ランを放った。なお、エンゼルスは一時は6点差でリードしていたものの最後は延長戦の末負けている。激しい乱打戦だった。
大谷翔平NEWS
大谷翔平3号HRも虚しい
こういう負け方をするので、エンゼルスは大谷翔平ファンであっても好きになれないチームだ。「勝利の哲学」がないチームといえばそれまでだが、大谷も早く見切りをつけて移籍したほうが良い。
大谷翔平投手は今日も元気な姿を見せてくれた。日本時間10日、ブルージェイズとのGAME4は両軍で5本塁打を含む13安打、計26安打が記録された乱打戦になった。
まずは菊池の投球内容から紹介するとレンフロー(第2号)、大谷(第3号)、オホッピー(第3号)の本塁打3発を献上。4回までで6失点で最悪の試合になった。
菊池は結局、5回途中99球でノックアウト降板。被安打9、本塁打を3本を献上したのが痛かった。こういう日もあるが、散々な内容だった。
まだまだ今季2試合目なので、挽回のチャンスはあるが、前半の早い時期に結果を出しておかないと菊池はブルージェイズの先発ローテーションに残れないので心配だ。
個人的にも注目していたが、菊池にとって大谷との対戦は、はこれまで通算17打数4安打の打率.235、2本塁打2打点、1四球6三振でそんなに苦手にしていたわけでもなかっただけに、ここは抑えたかっただろう。
最後はチームが勝ったのが菊池にとっては救いだったが、これで今季の菊池は防御率6.75まで悪化した。
大谷翔平も後味の悪い試合だったに違いない。6打席で5打数2安打(1本塁打)、1四球3三振だった。第3号本塁打は打球速度108.6マイル(約174.8キロ)、飛距離397フィート(約121.0メートル)、角度23度だった。
【 #エンゼルス 】#大谷翔平 が菊池雄星から左中間に第3号2ランホームラン💥 そして初めて大谷が兜を装着しました 👏 #日本人選手情報https://t.co/naD6LxYyW6 pic.twitter.com/Gz6cZG0qnu
— MLB Japan (@MLBJapan) April 10, 2023
Shohei Ohtani vs Yusei Kikuchi#GoHalos
— Would it dong? (@would_it_dong) April 9, 2023
Home Run (3) 💣
Exit velo: 108.6 mph
Launch angle: 23 deg
Proj. distance: 397 ft
This would have been a home run in 12/30 MLB ballparks, but not at Rogers Centre
TOR (0) @ LAA (5)
🔻 3rd pic.twitter.com/9WsIU5OCWB
この日の大谷は、1回ファーストゴロ、3回3号HR、5回センター前ヒット、7回セカンドゴロ、9回四球、そして延長10回にセカンドゴロで最後のバッターになった。
6打席で5打数2安打(本塁打1含む)、2打点1四球だった。9試合で3本塁打は、そこそこハイペースだろう。連続試合安打は4で極端な大谷シフトがない分だけ打率.333と好調だが、これは予想通り。
11対12で敗れたエンゼルスは5勝4敗でレンジャーズと並んで地区首位タイ。チーム打率.245でア・リーグ(AL)7位、チーム防御率4.05でAL11位と低迷している。
テペラやループなどが今季もイマイチでブルペンのチーム防御率も4.45でAL10位と良くない、MLB全体では15位と例年通りのスタッツであまり改善されていない。
レンドンぐらいを損切りでも良いので放出してロースター枠を開ける。その枠で若手の粋の良いリリーバーを試すぐらいの策を講じていくのはどうだろうか?
ここらあたりを改善しないと今季も“なおエ”パターンは続いていくだろう。