MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

マリナーズが怒涛の13連勝 エンゼルスは大谷以外で13連敗

 

 シアトル・マリナーズが球団史に残る連勝を続けている。一方で、同地区のエンゼルス大谷翔平先発以外の試合で13連敗を続けてオールスターブレイクに入った。

 

 

MLB2022

 

13連勝は2001年以来

 

この日は敵地でのレンジャーズ戦GAME3で、試合は延長にもつれ込んだが、タイブレークの末、3対2で勝利し、連勝を13に伸ばした。

 

マリナーズは2回裏に先制を許したが、直後の3回表、二死2塁からカルロス・サンタナの8号2ランで逆転。しかし、7回に同点に追いつかれ、試合はタイブレークの延長戦へ。

 

そして延長10回に6番J.P.クロフォードが1死三塁から右翼線に勝ち越し打を放って勝負を決めた。

 

 

 

 

 マリナーズ5番手のディエゴ・カスティーヨが7勝目(1敗)を記録し、6番手のマット・フェスタがその裏のレンジャーズを3者三振に仕留めキャリア初のセーブがついた。

 

マリナーズの13連勝は、イチロー佐々木主浩らが活躍しシーズン116勝を挙げた2001年の15連勝以来。

 

1点差勝利が7試合

これで8カード連続の勝ち越しで、ここ24試合は21勝3敗だ。1点差での勝利も13連勝中で7試合。

 

今季から1枠増えたプレーオフに進出できるワイルドカード争いでは3位のブルージェイズに1ゲーム差の2位で、21年ぶりのプレーオフ進出圏内に届きそうな勢いだ。

 

本格的な修羅場はオールスターブレイク後の強敵アストロズ戦を含む8月~9月の戦いになるが、ワイルドカードでの可能性も十分にありそうだ。

 

今季の新人王との呼び声も高いフリオ・ロドリゲス外野手らが台頭しているマリナーズ。今月末のフラッグディール・トレードでは足りない戦力を補強して、夏の戦線をこの調子で乗り切りたいところだろう。

 

そうすれば2001年以来の悲願のプレーオフ進出も見えてくる。

 

一方、エンゼルスは13連敗

 

それに比べてどうしようもないのがエンゼルスだろう。下記はエンゼルスの直近16試合の結果だが、大谷翔平の先発試合以外では3勝13敗だ。

 

大谷登板試合を除くと13連敗になる(笑)

 

エンゼルス最近16試合の勝敗

6/29 CHW ⚫️
30  CHW ⚪️ (大谷先発)
7/02  HOU ⚫️
03  HOU ⚫️
04  HOU ⚫️
06  MIA  ⚫️
07  MIA  ⚪️ (大谷先発)
08  BAL  ⚫️
09  BAL ⚫️
10  BAL ⚫️
11  BAL ⚫️
13  HOU ⚫️
14  HOU ⚪️ (大谷先発)
15  HOU ⚫
16  LAD ⚫
17  LAD ⚫ ←New!