シアトル・マリナーズが球団史に残る連勝を続けている。一方で、同地区のエンゼルスは大谷翔平先発以外の試合で13連敗を続けてオールスターブレイクに入った。
MLB2022
13連勝は2001年以来
この日は敵地でのレンジャーズ戦GAME3で、試合は延長にもつれ込んだが、タイブレークの末、3対2で勝利し、連勝を13に伸ばした。
マリナーズは2回裏に先制を許したが、直後の3回表、二死2塁からカルロス・サンタナの8号2ランで逆転。しかし、7回に同点に追いつかれ、試合はタイブレークの延長戦へ。
そして延長10回に6番J.P.クロフォードが1死三塁から右翼線に勝ち越し打を放って勝負を決めた。
JOHN PAUL CRAWFORD 💪 pic.twitter.com/E4uK0nDe8l
— Seattle Mariners (@Mariners) July 16, 2022
マリナーズ5番手のディエゴ・カスティーヨが7勝目(1敗)を記録し、6番手のマット・フェスタがその裏のレンジャーズを3者三振に仕留めキャリア初のセーブがついた。
マリナーズの13連勝は、イチロー、佐々木主浩らが活躍しシーズン116勝を挙げた2001年の15連勝以来。
1点差勝利が7試合
これで8カード連続の勝ち越しで、ここ24試合は21勝3敗だ。1点差での勝利も13連勝中で7試合。
今季から1枠増えたプレーオフに進出できるワイルドカード争いでは3位のブルージェイズに1ゲーム差の2位で、21年ぶりのプレーオフ進出圏内に届きそうな勢いだ。
本格的な修羅場はオールスターブレイク後の強敵アストロズ戦を含む8月~9月の戦いになるが、ワイルドカードでの可能性も十分にありそうだ。
今季の新人王との呼び声も高いフリオ・ロドリゲス外野手らが台頭しているマリナーズ。今月末のフラッグディール・トレードでは足りない戦力を補強して、夏の戦線をこの調子で乗り切りたいところだろう。
そうすれば2001年以来の悲願のプレーオフ進出も見えてくる。
一方、エンゼルスは13連敗
それに比べてどうしようもないのがエンゼルスだろう。下記はエンゼルスの直近16試合の結果だが、大谷翔平の先発試合以外では3勝13敗だ。
大谷登板試合を除くと13連敗になる(笑)
エンゼルス最近16試合の勝敗
6/29 CHW ⚫️
30 CHW ⚪️ (大谷先発)
7/02 HOU ⚫️
03 HOU ⚫️
04 HOU ⚫️
06 MIA ⚫️
07 MIA ⚪️ (大谷先発)
08 BAL ⚫️
09 BAL ⚫️
10 BAL ⚫️
11 BAL ⚫️
13 HOU ⚫️
14 HOU ⚪️ (大谷先発)
15 HOU ⚫
16 LAD ⚫
17 LAD ⚫ ←New!