カージナルスの前監督マイク・シルト氏がパドレス選手育成部門のコンサルタントに就任することが1月26日(日本時間27日)、発表された。
MLB球団人事
マイク・シルト氏は2018年シーズン途中に暫定監督に就任。翌年には正式監督。
2019年は地区優勝、2020年と2021年はワイルドカードでプレーオフに進出。3年連続でポストシーズン進出を果たした。3年半の通算成績は252勝199敗(勝率.559)で、2019年にはナ・リーグの「最優秀監督賞」を受賞している。
昨年9月には球団新記録の17連勝を指揮したが、フロントオフィスとの考え方の違いによって解任された。衝撃的な解任劇だった。
昨年10月15日の記事で紹介したが、カージナルスのモゼリアック野球部門社長は、シルト氏の解任を発表した記者会見のなかで「このような決断は難しいものだが、球団の方向性に関する哲学的な相違が今回の決断につながったことについて双方が同意している。マイクの契約は1年しか残っておらず、今この問題に取り組むことが皆のためになる」とコメント。
「チームの方向性に関する考え方の相違がこの結論につながった」ということだった。
The #Padres have announced the 2022 Player Development Staff.
Details: https://t.co/d2MfcuqFa9 pic.twitter.com/GTBGxdCDle
— San Diego Padres (@Padres) January 26, 2022
シルト氏は、カージナルスで監督やベンチコーチ以外にも約20年間、傘下マイナーの監督やコーチ、あるいはスカウトとして選手育成の実績がある。
MLB公式サイトによるとパドレスの関係者は「そのキャリアは非常に貴重な資産となる」と期待しているという。
具体的には、選手育成部門のマイク・デイリー副部長と共にライリー・ウエストマン選手育成本部長の相談役としてサポートしていくようだ。
シルト氏はメジャーリーグ機構でもフィールド上のテクノロジーと子供世代の野球への取り組みを支援する役割を担うことが決まっているが、そうしたことと並行してパドレスでもこれまでの経験を生かして育成部門をサポートしていくようだ。
▽記事参考/引用
Padres Announce 2022 Player Development Staff
カージナルス前監督のシルト パドレスの選手育成コンサルタントに
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