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【球団人事】パイレーツの新監督にデレク・シェルトン氏

 

 ナショナルリーグ中部地区で69勝93敗の最下位に終わったパドレスの新監督にデレク・シェルトン氏が就任する。

 

 

MLB球団人事

 

 

 現在49歳のシェルトン氏は2018年からツインズで2年間ベンチコーチを務めていた。監督は初めてだが、経歴は、1997年にヤンキースマイナーリーグのコーチとしてスタート。

 

 ルーキークラスのカテゴリーでは29歳の時に監督を務めた経験もあり、その後、インディアンスの打撃コーチ、レイズの打撃コーチ、17年にブルージェイズでチェリントンGMと出会っている。

 

 中部地区は、常勝カージナルスに、若手の台頭が著しいカブスやブルワーズなど混戦が予想される地区だが、4年間、プレイオフから遠ざかっているチームをどう立て直すか、手腕が見どころだ。

 

 MLB.comにはそのシェルトン氏のインタビューが載っているが、氏は「僕と僕の家族は、パイレーツに加わる機会を得られたことに興奮しているし、歴史のある球団の一員となれることを光栄に思っている。面接を受けるなかで、関わりを持ったすべての人から球団を立て直したい、成功したいという情熱を感じることができた」とコメント。

 

 

 

 

 ここでも以前に紹介したが、パイレーツはベン・チェリントン氏が新ゼネラルマネージャー(GM)に就任。空席だった新監督も決まり、トラビス・ウィリアムス球団社長、ベン・チェリントンGM、デレク・シェルトン監督体制で20年シーズンを戦うことになる。

 

今オフ、新監督に就任したのは、パイレーツのほか

 

デービッド・ロス(カブス

カルロス・ベルトラン(メッツ)

ジョー・ジラルディ(フィリーズ

ジェイス・ティングラー(パドレス

ゲーブ・キャプラージャイアンツ)

マイク・マシーニー(ロイヤルズ)

ジョー・マドン(エンゼルス

 

 

全部で8球団。この指揮官たちが来シーズン、どんな指揮を執って、どんな結果を出すのか注目したい。