現地時間1月27日、ブレーブスはブライアン・スニッカー監督と契約延長について合意したことを発表した。
MLB球団人事
2018年から地区5連覇、2021年に世界一
ブライアン・スニッカー氏はブレーブスの第48代監督(前身球団含む)。
2018年10月17日の記事でも紹介したが、2016年5月、成績低迷により解雇されたフレディ・ゴンザレス氏に代わり、三塁コーチから代行監督を務め、再建途上のチームを率いて2013年以来の地区優勝(18回目)に導いた。
2017年から正式に監督に就任することとなった。
経歴は、1976年のMLBドラフト25巡目でシカゴ・カブスより指名され契約。翌年の77年にアトランタ・ブレーブスに移り、1978年にはAAAまで上がるが、メジャー昇格はかなわなかった。
1980年に引退し、82年からブレーブスの傘下マイナーチームの監督に就任。1988年から1990年はブレーブスのブルペンコーチを務めている。
2016年に再びブレーブスの三塁コーチに戻り監督代行を務めた。1977年から46年間にわたりブレーブスや傘下スタッフとして球団運営に関わっている人物だ。
今季が8年目。契約が満了する2025年には70歳になる。思わぬ長期政権になったが、最初の6年間、2017年から5度のポストシーズン進出を果たしており、これは球団史上初の快挙。
監督7シーズンで通算成績は542勝451敗(勝率.546)。90年代に地区14連覇を記録するなど常勝軍団だったブレーブスもスニッカー氏が就任するまでの10年間は低迷し、再建途上期だったブレーブスを再び常勝軍団に引き上げたスタッフの一人だ。2018年には「最優秀監督賞」も受賞している。
2021年のワールドシリーズを制した直後、3年間の契約延長が決まっていたが、さらに延長することになった。
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