NPBの東北楽天は、田中将大と来季の契約を結んだことを発表した。
MLB移籍情報
4日、楽天生命パーク宮城で、「Ballparkで会いましょう!」をテーマに開催された「楽天イーグルスファン感謝祭2021」で、田中も自らの残留を「来シーズンも楽天イーグルスでプレーすることになりました。なんとか来シーズンこそは一番高いところまでみんなで行けるように頑張りたいと思います」と笑顔で報告した。
この発表を受けて古巣ヤンキースの地元メディアは3日(日本時間4日)、田中のメジャー復帰がなくなったことを速報で伝えた。
Masahiro Tanaka won't be returning to MLB in 2022: https://t.co/byCkdIzn7c pic.twitter.com/qKbM581P3S
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) December 3, 2021
移籍情報などを専門的に報じている「MLB TRADERUMORS」でもヤンキースネタが少なかったこともあるが、すかさず反応した。
そして、ロックアウトが日本残留の決め手になった可能性を報じ「最もシンプルな理由は、現在凍結しているメジャーのFA市場を避けたのかもしれない」と分析とも言えない当たり前のようなを記事を書いた上で「今季のような成績を再び残せば、日米からいくつものオファーが舞い込むだろう」と、誰でも考えるようなことを報じた。
個人的な感想では、2023年シーズンに、メジャーに復帰するとしてもヤンキースは選択肢にないような気がする。ヤンキースは7年間先発ローテーションを守った田中将大をコストカットを理由に再契約しなかった。
その代わり、中古車センターから2台を追加した。その結果、優勝はレイズにさらわれた。コロナ禍による減収減益が大きく影響し、この冬も静かなものだった。コロナ禍での状況は日本球界でも同じだが、楽天はメジャーと比較しても恥ずかしくない条件のオファーを出した。
田中は「今まで考えたことがないくらいに考え悩んで悩んで悩み抜いた」末に古巣の復帰を選んだと言う記事を読んだことがある。
楽天が本拠地を構える東北が、未曾有の大被害に襲われた東日本大震災から10年。ヤンキースに移籍後も、オフには、被災地への激励を続けていた田中。
震災に苦しむ人々に野球を通して元気になってもらいたいという思いがあるはずだ。スモールマーケットでも、楽天は精一杯のオファーを出した。
ビジネスライクなヤンキースのフロントや物騒としたアメリカの社会状況より、温かく迎えてくれる日本で野球をやる方がいいに決まっている。
田中は札束で釣られたのではない。田中と家族も安心安全な日本の社会環境を選んだような気がしてならない。アメリカ大統領選を見ていてそう感じた。たぶんニューヨークには帰らないだろう、そんなビジネス優先の球団や物騒な社会に未練はないはずだ。
日本での田中の成績や活躍には興味はないが、来季はもっと凄い成績で、メジャーに復帰するならヤンキースと違う球団でヤンキースをギャフンと言わしてほしい。
個人的には共和党が好きなので、テキサス州やフロリダ州のレッドステートにフランチャイズを置く球団に来て欲しい。
マー君「来シーズンこそは一番高い所まで」ファンに宣言&チーム残留報告#npb #RakutenEagles #楽天 #田中将大https://t.co/EWQh7YsbwV pic.twitter.com/gzDRPMujPq
— 日刊スポーツ (@nikkansports) December 4, 2021
NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀 田中将大スペシャル2021」
12月6日(月) 午後7:30-8:42