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大谷翔平 6回2失点10Kの好投!

 

大谷翔平NEWS

 

 

エンゼルス大谷翔平投手がリアル二刀流の「2番投手」で出場。6回を4安打2失点、無四球で10三振を奪い2勝目の権利を持って降板した。

 

 

悔やまれるのはクロフォードに先頭打者ホームランを打たれたこと。あれがなければ完璧だったが、逆に考えれば、あの一発で気合が入ったのかもしれない。

 

 

試合は3対2でエンゼルスが勝利。珍しくブルペン陣が残りの3イニングを無失点で抑えてエンゼルスが1点のリードを守って逃げ切った。大谷に今季2勝目が付いた。イグレシアスは10セーブ目。

 

 

投手・大谷の今季は8試合に先発で、投打で同時出場するリアル二刀流は今季5試合目。42.1イニング、防御率2.76、WHIP1.16、奪三振60、奪三振率12.76、与四球26、与四球率5.53、K/BB2.31。

 

 

リアル二刀流での投手成績は21回1/3を投げ、14安打10失点(自責8)で防御率は3・38。投手専念で登板した3試合の方が良くて防御率1・80。それはそうかもしれない。考えられる常識的なデータに収まっている。

 

 

ただ、登板時の打者成績は、ここまで4試合で13打数5安打の打率.385、1本塁打、3打点と好成績。4試合とも安打を放っていたが、この日は、3打席2打数無安打1四球でベンチに下がった。

 

 

あの先頭打者弾さえなければ、まさに、大谷デーだった。ちょっと悔やまれるが、無四球だったので次につながりそうだ。

 

 

 

二刀流の今後は?

大谷の場合、休養させるタイミングが難しく、エンゼルスでは、マドン監督が比較的自由に出場させているが、試行錯誤の状態だ。

 

 

二刀流はロースターのメリットはあるもののスケジュールを組むのが難しく、大谷のように投手でも打者でも一級品ならわかるが、普通のレベルだと“使いづらい”イメージで、メジャーでは普及しないだろう。

 

 

大谷も二刀流を続けるなら指名打者より外野手からクローザーの方が使いやすいかもしれない。終盤まで外野手として打席に立って、勝てそうなときはクローザーで登場するパターンを試してほしい。