MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平 Two-Way Player(二刀流)がもたらすメリット

今季はコンディションが良いのか、 Two-Way Playerとして大活躍中の大谷翔平

 

 

MLB公式サイトでは、エンゼルス番記者のレット・ボーリンガーが、新ルールの導入を踏まえ、大谷のTwo-way player(二刀流)という新カテゴリーがチームにもたらすメリットについて分析している。

 

 

これは2020年2月に紹介した記事の再ポストだが、再確認しておきたい。

 

 

Two-Way Player(二刀流選手)に関するルール変更点

 

 

これには2020年シーズンから導入された新カテゴリーを理解しておく必要がある。

 

 

まず、投手として20イニング以上、野手としてスタメン20試合以上(1試合3打席以上)に出場する必要がある。そうすればTwo-way player(二刀流)という新設のカテゴリーに分類され、「投手」・「野手」というカテゴリーのほかに選手の起用法にもメリットがあるようだ。

 

 

MLB公式サイトによれば、このカテゴリーに登録された選手は、投手としても野手としても自由に試合に出場できるようになる。

 

 

25人から26人に拡大されたベンチ入り選手枠

 

2020年からからアクティブ・ロースターが25から26人枠に拡大された。ただし、これには制限がかけられ、投手は最大13人までと決められている。

 

 

ここでメリットがあるのが、「二刀流選手」たち。これに認定された選手は投手としてカウントされない。このため、具体的には、エンゼルスは大谷のほかに投手を13人、要するに合計14人の投手をロースターに登録ことが可能となる。

 

 

先発ローテーションが強力ではないエンゼルスなどのチームは、勝負のかかったシーンでブルペンをフル回転させる。そうなれば、この1人の差は大きい。ブルペン内の選手起用にも余裕が出る。主力投手への負荷が軽減できる。

 

 

また、「二刀流」に認定された選手は、投手として故障者リスト入り、野手として試合に出場といったことも可能になる。よって、投手としてはレギュラーシーズン開幕に間に合わない見込みの場合でも、マイナーで調整登板を続けながら、指名打者だどでメジャーの試合に出場し続けることができるという。

 

 

二刀流選手は、大谷翔平のほかにレッズのマイケル・ローレンゼンが有名。

 

 

レッズはマイナー契約だがマット・デビッドソン内野手とも契約。彼も19年にマイナーのAAA級ナッシュビル・サウンズで124試合に出場し、打率.264、33本塁打、101打点を記録。投手としても登板し、1登板、1イニング、被安打2、防御率0.00だった。

 

 

マイナーには、レイズのブレンダン・マッケイやタナー・ドッドソンの2人がいた。昨年、メジャーデビューして今季はレギュラーとして中軸を打っているエンゼルスのジャレッド・ウォルシュ一塁手(兼外野手)も元は二刀流選手だった。