MLB2020
ALのポストシーズン(PS)進出8球団が決定
エンゼルスがドジャースに敗れたことにより、アストロズのア・リーグ西部地区2位が確定した。下記は現地時間25日終了時点での暫定順位。
American League W L PCT
1 TB^ (E-1) 38 20 .655
2 OAK^ (W-1) 35 22 .614
3 MIN* (C-1) 35 23 .603
4 CLE* (C-2) 34 24 .586
5 NYY* (E-2) 32 26 .552
6 HOU* (W-2) 29 29 .500
7 CWS* (WC) 34 24 .586
8 TOR* (WC) 31 27 .534
Clinched: ^ Division title | * Postseason berth
【PS展望】
「60試合」という異例の短縮シーズンになったメジャーリーグ。各地区2チームと別にワイルドカードの勝率上位2チームの計8チームにポストシーズン枠があるため地区優勝の価値は例年より軽くなった感じだ。
AL東部地区のレイズが地区優勝。2010年以来、10年ぶりの地区優勝で。PSに出場できる40人ロースターに登録された筒香の活躍に期待したい。
AL中部地区ではホワイトソックスが34勝24敗、勝率..586で進出を決めている。これは今季のサプライズの一つで下馬評の高かったツインズやインディアンスの3チームが進出する。この後は順位争いになる。予想通り混戦だったが、ホワイトソックスの善戦で最後までもつれそうだ。
AL西部地区はアスレチックスが3年連続のポストシーズン進出を決めた。1位のアスレチックスと2位アストロズが進出。「サイン盗み」疑惑で機構から制裁を受けたアストロズは勢いがなく他の3チームが弱すぎて滑り込んだ。
アスレチックスやレイズといったスモール・バジェットのチームが好位置につけている。それに引き換え、マリナーズは今季もPS進出が難しそうで、米国4大プロスポーツで最長となる19年連続でプレイオフを逃すことになり、GM解任もありそう。
また、エンゼルスも金額ベースで今季MLB全体で3位になる補強をした割には結果が出ていない。エンゼルスがチームを立て直すには先発投手陣の補強が必要なのは誰が見てもお明白。エンゼルスはエプラーGMと契約延長しない可能性がある。