10ポットから16ポットにフレームが増えた2020年のポストシーズン。それに出場可能な選手を補強できるトレードデッドラインが、今季は8月末に設定され、残り数日まで迫ってきた。
最近のワールドシリーズの覇者はすべて、夏のトレードデッドライン前にで重要な取引をした。それがチームにインパクトを与え頂上を制する原動力にもなった。
たとえば2018年のレッドソックスはネイサン・イオバルディ投手とスティーブ・ピアース一塁手。17年のアストロズはお存じジャスティン・バーランダー投手。
2016年はカブスのアロルディス・チャップマン投手が守護神として活躍。15年はロイヤルズのベン・ロブリスト内野手(兼外野手)とジョニー・クエト投手がキーマンとしてチームをけん引した。
ブルワーズが再びヘイダーのトレードオファーに耳を傾けているとのこと。ただし、 ブルワーズへの対価が高すぎて可能性が低く成立する可能性は低い。
前半戦で9勝19敗、リーグ最低勝率のパイレーツがファイヤーセールをする可能性も 一部で囁かれている。チェリントンGMは再建モードにシフトさせる意向。
レッズがトレバー・バウアーを動かす可能性もある。バウアーは今季1750万ドル、終了後にフリーエージェントト(FA)になる。
Trade Deadline notebook: Why the next few days should be quiet on the trade front; plus Bauer, Pirates, Padres, Mets and more https://t.co/5vK2xPARgA
— Mark Feinsand (@Feinsand) August 26, 2020
インディアンスも先発を動かすかもしれない。その場合ザック・プリーサックよりマイク・クレビンジャーをトレードで放出することに前向きだとのこと。
ザック・プリーサックは今季21イニングに登板して3勝3敗、防御率1.29。FIP2.40、WHIP0.667。マイク・クレビンジャーは22回2/3イニングで防御率3.18。FIP5.63、WHIP1.368。
プリーサックは年俸調停まで3年間あり、FAになるのは2026年。それ比べてクレビンジャーは来年が 調停2年目で23 年にFAになる。安い年俸で保有期間が長いプリーサックをチームはキープしておきたいのだろう。分かりやすい。
そのほか名前を列挙すると投手ではランス・リン(レンジャーズ)、ケビン・ゴースマン(ジャイアンツ)、ディラン・バンディ(エンゼルス)、マイク・マイナー(レンジャーズ)があります。 、ロビー・レイ(Dバック)とアレックス・コブ(オリオールズ)。
野手ではアンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)、ブライアン・グッドウィン(エンゼルス)などだ。