MLB メジャーリーグ物語

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ブルージェイズ、今季はバッファローのマイナー球場を本拠地に

以前にNFLバッファロー・ビルズが、トロント・ブルージェイズの本拠地であるカナダ・トロントロジャース・センターで公式戦を開催したことがあるが、今度はMLBトロントブルージェイズバッファローを本拠地にすることになりそうだ。

 

ブルージェイズはカナダ政府からホームゲーム開催の許可が下りなかったため、トロントロジャース・センターに代わる本拠地探しを進めていたが、バッファローサーレンフィールドというマイナーリーグの施設を利用することになる。

 

当初はパイレーツがPNCパークを2020年シーズンの本拠地として使用することをブルージェイズに提案し、ブルージェイズがそれに応じる形で球団間の合意が成立していた。

 

ところが、ペンシルベニア州は「プロスポーツのイベントを含め、この地域への旅行者を受け入れることは、住民や両チームのメンバーを危険にさらす可能性がある」としてブルージェイズのPNCパーク使用を承認しなかった。

 

これで計画が白紙に戻りブルージェイズは本拠地が決まらない状態でシーズンに突入していた。

 

マイナーの球場では設備がメジャー水準ではなく、マイナーの球場でホームゲームを開催することに乗り気でない選手が多いということだったが、金曜日のクラブの発表に続いて、焦点はスタジアムの改修と追加の主要なプロジェクトにすぐに移ったとMLB公式サイトは伝えている。

 

「私たちは非常に優れたマイナーリーグの施設を利用し、物理的なインフラストラクチャの範囲内でメジャーリーグの施設にできるだけ近づけようとしています」と、クラブの会長兼CEOのマーク・シャピロは語った。

 

サーレンフィールドのクラブハウスは、ブルージェイズが現在必要としているサイズではなく、今後はソーシャルディスタンスを保つためにロッカールーム、ケージ、トレーニングルームのスペースを拡大する必要があるという。

 

ブルージェイズには今季、読売巨人軍から山口俊が移籍している。