ロサンゼルス・ドジャースの左腕クレイトン・カーショーが現地7日、敵地で行われたトロント・ブルージェイズとのインターリーグ戦に今季7度目の先発登板。
7回を投げて10三振を奪うなど、8安打、無四球、2失点で今季4勝目(1敗)を挙げた。
ここ4試合連続で10奪三振以上をマークしているメジャー最強左腕だが、MLB.comによれば4試合連続10奪三振以上は、ドジャース史上3人目の快挙。
過去には、1962年から1965年にかけてサンディ・コーファックス氏が5度、1995年に野茂英雄氏が達成しているという。
Dissecting Clayton Kershaw’s dominance of the Blue Jays: https://t.co/bHJoRvrECg pic.twitter.com/6axZQsSZJM
— ESPN Stats & Info (@ESPNStatsInfo) 2016年5月7日
カーショーは、防御率2.04(NL5位)、WHIP0.77(同2位)、奪三振64(同1位)。ここ数年、エンジンの掛りが遅く、シーズン序盤は数字を残せなかったが、今季は序盤から好投している。
8安打されたが、無失点に抑えたマウンドを振り返った左腕は「自分にとって、全体的になんだか変な試合だったが、堪えることができたよ。初めての場所になんとか慣れようとしていた。初めての対戦相手でもあったしね」と、いずれも自身初となるブルージェイズ戦、そしてドーム球場(開閉式屋根を備えた球場除く)での投球を振り返った。
前日は、ブルージェイズの開幕投手マーカス・ストローマンに抑えられ、前田健太を援護できなかったドジャースだったが、この日は、7安打ながらタイムリーやジャスティン・ターナー三塁手の今季初アーチなどで効果的に得点を重ね6対2で勝利した。