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MVPのドナルドソンが年棒調停回避 2年約33億円で合意

 

MLB契約情報

 

 

昨季ア・リーグMVPに輝いたジョシュ ドナルドソン三塁手が、トロント・ブルージェイズとの年俸調停を回避し、総額2,900万ドル(約33億2,000万円)相当の2年契約で合意したことが明らかとなった。

 

メジャーリーグ公式サイト『MLB.com』など複数のメディアが、現地8日に伝えている。

 

今オフが年俸調停の資格1年目のドナルドソンは、今月15日に公聴会が予定されていたが、本人の希望額とブルージェイズの提示額に、開きはほとんど無かったという。同選手は、2017年シーズン終了後に再び調停の資格を得る。

 

 

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オーバン大学の後輩でNFLカロライナ・パンサーズQBのキャム ニュートン(左)と

 

 

30歳のドナルドソンは、オーバーン大学から2007年のMLBドラフトでシカゴ・カブスに1巡(全体48位)ピックで捕手としてプロ入り。

 

その後、元阪神で今季カブスマイナー契約したマートンらとアスレチックに複数トレードで移籍。

 

アスレチックスでは三塁手へ転向しDRSは例年 +10を超える高数値を記録。それが評価され、2014年にはフィールディング・バイブル賞に選出された。

 

ブルージェイズ1年目となった昨季は、158試合に出場して打率.297、41本塁打、リーグトップの123打点をマーク。

 

同リーグのMVPに輝くとともに、チームの22年ぶりとなる地区制覇に貢献した。