メジャーリーグ移籍情報
ベッツ放出を巡って3チームが絡むトレード
ここでも何度か伝えたが、今オフの移籍市場の注目選手、レッドソックスのムーキー・ベッツが主力左腕デービット・プライスとのパッケージでドジャースへ移籍する。4日(日本時間5日)、ESPNのジェフ・パッサンはドジャースとレッドソックスの間でトレードが合意に達したことを伝えている。
このトレードは前段階でドジャースの前田健太がツインズにトレードされるというツインズも含めたトレードになった。
BREAKING: The Los Angeles Dodgers have agreed to a deal with the Boston Red Sox that would send star outfielder Mookie Betts and starter David Price to the Dodgers, sources familiar with the deal tell ESPN. Deal is pending medical reviews.
— Jeff Passan (@JeffPassan) February 5, 2020
このトレードの移籍先
■レッドソックス
ムーキー・ベッツ外野手、デービット・プライス投手、金銭をドジャースへ
ブルスダル・グラテロル投手、アレックス・ベルドゥーゴ外野手をドジャースから獲得
■ドジャース
前田健太をツインズへ、ツインズからブルスダル・グラテロル投手
ブルスダル・グラテロル投手、アレックス・ベルドゥーゴ外野手をレッドソックスへ
ムーキー・ベッツ外野手、デービット・プライス投手、金銭をレッドソックスから獲得
■ツインズ
前田健太を獲得、ブルスダル・グラテロル投手を放出。
メディアの報道をまとめると最初にドジャースとツインズのトレードが成立。前田を獲得したツインズが、21歳右腕ブルスダル・グラテロル投手をドジャースに放出。その後、グラテロル投手とベルドゥーゴ外野手をレッドソックスへトレードした模様。
昨日も紹介したが、レッドソックスのペイロールを「ぜいたく税」のしきい値2億800万ドル以内に圧縮するミッションがこれで成功したわけだが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンは左腕デービット・プライスの残り契約3年9600万ドルの半額近くをレッドソックスが負担する見込みであることを報じている。
There will be more players involved in the Joc Pederson-Luis Rengifo trade between the Los Angeles Dodgers and Angels should it pass medical reviews, sources tell ESPN.
— Jeff Passan (@JeffPassan) February 5, 2020
3チームが絡んだ大型トレードだが、さらに、ドジャースはベッツ加入によりジョグ・ピーダーソン外野手をエンゼルスへ放出し、ルイス・レンヒフォ内野手を獲得する予定であることも報じられている。