ポスティング制度を利用してメジャー移籍を模索していた菊池雄星がシアトル・マリナーズと複数年契約に合意したことを複数のメディアが伝えている。
MLB移籍情報
最初に「ファンクレド・スポーツ」のジョン・ヘイマン氏が伝え、MLB公式ツイッターなどが報じた情報では、菊池本人と代理人スコット・ボラス氏が、マリナーズのジェリー・ディポトGMと交わした契約内容は、基本4年契約。
.@Mariners, LHP Yusei Kikuchi agree to deal, source tells @JonHeyman. pic.twitter.com/nmzRZMbGH3
— MLB (@MLB) 2019年1月1日
3年目の終了時に契約を見直すオプトアウトが盛り込まれており、4年目の選手オプションは22年から4年間の契約延長もできる内容で、最長7年間になっている。その他、マリナーズサイドからの正式発表や契約金額等は現時点では未定。
Sources: Yusei Kikuchi has a deal with Mariners
— Jon Heyman (@JonHeyman) 2019年1月1日
Yusei Kikuchi and #Mariners have an agreement, source confirms @JonHeyman report. @JeffPassan and @TBrownYahoo were on this earlier tonight. @MLBNetwork @MLB
— Jon Morosi (@jonmorosi) 2019年1月1日
菊池雄星の交渉期限は、米東部時間の来年1月2日午後5時(日本時間1月3日午前7時)までで期限が迫っていた。
マリナーズは、エース格の左腕ジェームズ・パクストンを放出したが、13勝した26歳左腕マルコ・ゴンザレスや9勝したベテラン左腕ウェイド・ルブランも左腕。40人枠には2枠の空きがあった。ここに27歳の日本人左腕が加わることになる。
これでマリナーズではイチロー外野手と同僚になり、スプリングキャンプを経て順調なら今年3月に東京ドームで開催が決まっているオークランド・アスレチックスとの開幕カードに、イチローと共に菊池も出場する可能性が出てきた。
さらに、マリナーズ菊池は、大谷翔平所属のロサンゼルス・エンゼルスと同地区で、早ければオールスター前後には花巻東高校の先輩後輩対決がウエストコーストで実現する。
◇関連記事