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パクストンが古巣に復帰
先発左腕ジェームス・パクストンとマリナーズが1年850万ドルと登板数に応じてインセンティブが付く契約内容で合意した。
この契約では、10試合登板で75万ドル、20試合登板で75万ドルのインセンティブが設定されており、パクストンは最大で1000万ドルを得ることになる。
2018年以来3年ぶりの古巣復帰
2018年以来3年ぶりの古巣復帰となった左腕だが、故障が心配だ。
もともと2010年のドラフト4巡目指名でマリナーズに入団し、2013年にメジャーデビュー。慣れ親しんだマウンドだけに先発ローテの3から4番手扱いで気楽に投げれば好結果を出すかもしれない。
17年12勝5敗、2.98ERA
18年11勝6敗 3.76ERA
19年15勝6敗 3.82ERA
昨年故障した左腕の屈筋痛が改善していれば、実績は十分だ。18年5月にはブルージェイズ戦でノーヒットノーランを達成しているが、これはカナダ人投手がカナダの球場で同記録を達成するという史上初のユニークな記録になった。
マリナーズは左腕が4人の珍しい先発ローテーション
パクストンの復帰により、マリナーズはマルコ・ゴンザレス、パクストン、菊池雄星、シェフィールドが左投手、クリス・フレクセン、ジャスティン・ダンが若手の右投げでこの6人で先発ローテーションを形成することになる。
パクストンは、バウアー、アリエッタの争奪戦に敗れたメッツが興味を示しているとの報道もあったが、結局、古巣のマウンドを選んだ。
▽Information source
http://www.mlb.jp/category/news/#39495