MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB移籍情報】オリオールズがマリナーズからウェイド・マイリー投手を獲得

 

ア・リーグ東地区で首位を走るオリオールズと西地区3位で首位と8ゲーム差のマリナーズとの間でトレードが成立した。

 

 

フラッグディール・トレード情報

 

 

オリオールズマリナーズから先発左腕ウェイド・マイリーを獲得。マリナーズにはキューバ出身の左腕アリエル・ミランダをリリースする。

 

 

マリナーズは、昨年オフに就任したジェリー・ディポトGMが積極的に先発ローテーションを整備。そのトップが過去4シーズンで30試合以上、200イニング以上を投げているイニングイーター、ウェイド・マイリーの獲得だった。

 

ディポトが、岩隈のFA再契約よりも積極的に進めたのが、マイリーのトレードによる獲得だった。

 

マイリーは、29歳とまだ若く、契約も2016年が617万ドル、17年が892万ドルと比較的安い年俸でコントロールでき、18年は1200万ドルのチームオプションとなっていることから、岩隈のクオリファイングオファー(1580万ドル)の拒否からの再契約と比べると、悪くない補強と考えたのかもしれない。

 

 

岩隈の場合はドジャースと破談になったことからマリナーズが再契約するわけだが、結局、マイリーは今季、開幕から期待されたパフォーマンスを発揮できず、わずか4カ月でオリオールズにトレードされた。

 

今季はここまで19試合、7勝8敗、4.98ERA、WHIP1.35、82奪三振アリゾナで4年、ボストンで1年、シアトルで4月から4カ月でボルチモアへ。西から東へ、メジャー6年間で4球団目の移動になる。

 

一方のキューバ出身の左腕アリエル・ミランダは27歳だが、メジャーで1試合しかリリーフ登板していないマイナー選手。その1試合が移籍するマリナーズ戦だった。