MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

平野佳寿のダイヤモンドバックスが8カード連続の勝ち越し メジャーで41年ぶり

 球団創設20周年のアリゾナダイヤモンドバックスが開幕から好スタートを切っている。

 

 現地4月27日、敵地でのフィリーズ戦に8対2で勝利。開幕から8カード連続で勝ち越しを決めている。その原動力は、日本から移籍したメジャー1年目の平野佳寿を含むブルペン陣の健闘が見逃せない。

 

 

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★Dバックスのブルペン

 

平野佳寿 11試合 10回1/3 防御率1.74

ホルヘ・デラロサ 12試合 9回 防御率1.00

アンドリュー・チェイフィン 10試合 8回 防御率1.13 左投げ

フェルナンド・サラス 12試合 15回1/3 防御率1.76

アーチー・ブラッドリー 12試合 13回1/3 防御率2.03

 

 

 先発陣は、シェルビー・ミラーが開幕前に故障。タイワン・ウォーカーも開幕後の4月15日に故障者リスト入り。エースのザック・グリンキーは防御率4.80で苦戦しているが、ブルペンのリリーバー達は、上で紹介した彼らを中心にMLB30球団中、1位の防御率1.77をマークしている。

 

 先発とブルペンのトータルでも防御率はMLB4位。あの豪華な先発ローテーションのアストロズ、インディアンス、レッドソックスに次ぐを数字をマーク。投手陣は、ここまで、24試合を終了時点で10奪三振以上を15試合で記録。これは、メジャー最多タイで球団記録。

 

 ちなみに、平野佳寿は、11試合に登板しているが、リードした場面で8回、同点で2回、リードされた場面で1回起用されている。

 

 打線は、打率が26位、OPS 17位、得点数14位、本塁打数15位とやや湿り気味だが、ポール・ゴールドシュミットやA.J. ポラックなど、昨年も総得点でMLB 8位のメンバーが残り、調子が出てくれば破壊力はある。

 

 開幕から8カード連続勝ち越しはナ・リーグでは1977年のドジャース以来41年ぶり。