日本人リリーバーが勝負のターニングポイントで好投、チームの歴史的快挙に貢献している。
先日も紹介したダイヤモンドバックスが現地28日、ナショナルズ戦に延長戦の末、逆転勝ちして3連戦2勝目を飾り、開幕から9カード連続の勝ち越しを決めた。
これは、1907年にカブスが記録して以来、111年ぶり。次のカードは、4月30日からの同地区ライバルドジャース戦。これに勝ち越せばメジャー新記録になる。
この試合で、平野佳寿はチームが同点に追いついた直後の9回に4人目で登板した。
ここで、6番アダムスをピッチャーゴロ、7番サンチェスを2球スプリットで追い込んで3球目、高めのフォーシーム(92・4マイル)で空振り三振。8番セベリーノをフルカウントからセンターライナーに抑えた。
これで平野は、13試合で防御率1.46。リードした場面で9試合に起用され、チームの快進撃を支えるブルペン陣のセットアッパーとして活躍している。
球団創設20周年のアリゾナ・ダイヤモンドバックスはこれで19勝7敗で、ナ・リーグ最高勝率。
その快進撃を支えているのが、先日も紹介したブルペン陣。MLB30球団中、防御率、WHIP、H/9、HR/9で1位をマーク。防御率は唯一の1点台(1.62)
★Dバックスの主なブルペン陣
(現地4月28日終了時点)
アンドリュー・チェイフィン 11試合 9回 防御率1.00 左投げ
フェルナンド・サラス 13試合 15回2/3 防御率1.72
アーチー・ブラッドリー 14試合 15回1/3 防御率1.76