MLBネットワークによる恒例のポジション別ランキング「Top 10 Right Now!」の第3弾が発表されている。
先週のセカンドとライトに続いて今週はキャッチャーとレフトが発表され、キャッチャーではジャイアンツのバスター・ポージー。レフトでは、今オフにマーリンズからカージナルスにトレードされたマーセル・オズーナが選ばれた。
★キャッチャー(C)トップ10
3. ウィルソン・コントレラス(カブス)
4. ヤスマニ・グランダル(ドジャース)
5. J.T.リアルミュート(マーリンズ)
6. オースティン・バーンズ(ドジャース)
7. マイク・ズニーノ(マリナーズ)
9. タイラー・フラワーズ(ブレーブス)
10. ロビンソン・チリーノス(レンジャーズ)
5位のJ.T.リアルミュート(マーリンズ)は、トレードが噂されている。ナショナルズが交渉しているという情報だが、このタイミングで、こうしたランキングが発表されたことは、トレードに影響するかもしれない。
そのリアルミュートはじめ、この部門でも本塁打33本のサンチェス(ヤンキース)やコントレラス(カブス)など、若手が台頭した印象がある。
7位のマリナーズのズニーノは、2012年のドラフト全体3位でマリナーズが指名したが、途中スランプに陥ってマイナーとメジャーを往復した。昨年、正捕手の座を取り戻して124試合に出場。打率.251、25本塁打をマーク。このポジションで25本塁打は3位、100試合以上マスクを被った選手の中ではOPSも5位。ようやく芽が出てきた。
★レフト(LF)トップ10
1. マーセル・オズーナ(カージナルス)
2. ヨエニス・セスペデス(メッツ)
4. ライアン・ブラウン(ブルワーズ)
6. クリス・デービス(アスレチックス)
8. アンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)
9. マーウィン・ゴンザレス(アストロズ)
10. ブレット・ガードナー(ヤンキース)
ライトに比べ、やや見劣りするのがレフトのトップ10。
カージナルスのトミー・ファムは昨年128試合に出場。打率.306、23本塁打、73打点、盗塁23、出塁率.411、長打率.520、OPS.931。このポジションでは打率、OPSなどでオズーナに次ぐスタッツで、WAR6.4という高い数値を残したが、入っていない。
このランキングは過去2シーズンのパフォーマンスなどが考慮されるため、昨年ブレイクした選手はランクインされにくい。
MLBネットワークのランキング企画「Top 10 Right Now!」は、Statcastのデータや旧来の指標による攻撃面・守備面での成績、そしてMLBネットワークのリサーチ・チームによる分析を総合的に評価して決定されるという。
今後は下記の日程でトップ10が発表される。
Top 10 Left Fielders Right Now
Saturday, Jan. 27 at 9 p.m. ET
Top 10 First Basemen Right Now
Saturday, Feb. 3 at 9 p.m. ET
Top 10 Starting Pitchers Right Now
Saturday, Feb. 3 at 10 p.m. ET
Top 10 Relief Pitchers Right Now
Saturday, Feb. 10 at 9 p.m. ET
Top 10 Center Fielders Right Now
Saturday, Feb. 10 at 10 p.m. ET