MLB メジャーリーグ物語

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青木宣親がヤクルト復帰、3年約10億円で合意

 

去就が注目された青木宣親が古巣のヤクルト・スワローズに復帰することを複数のメディアが伝えている。

 

 

メジャー希望を尊重しながら3年総額10億円(推定)の大型契約と入団時の背番号「23」を用意して待ってくれた古巣への感謝や愛着から、決断に至ったようだ。近日中にも「ヤクルト青木」が復活し、2月の春季キャンプ(浦添)には途中合流することになりそうだ。

引用:ニッカンスポーツによれば

 

契約内容は、3年10億円程度だという事だ。

 

ここで何度も紹介しているが、今季のFA市場は停滞して、ダルビッシュ有、ジェイク・アリエッタ、J.D.マルティネス、エリック・ホズマーなどトップ4と言われる選手でさえ、いまだ決まらない異常事態になっている。

 

青木宣親 アストロズ

 

 

青木は昨季、アストロズブルージェイズ、メッツの3球団で109試合に出場。打率.277、出塁率.335、長打率.393、OPS.728だった。

 

メジャーキャリア6年間で打率.285、出塁率.350、長打率.387、OPS.738。

 

2012年、13年はミルウォーキー・ブリュワーズで150試合以上出場したが、通算33本塁打はメジャーの外野手としては物足りない印象で、3年目以降レギュラー定着はできなかった。

 

サンフランシスコ・ジャイアンツ時代の15年に1年470万ドル(2年目球団オプション550万ドル)で、第4の外野手の位置からレギュラー争いに勝った。

 

オールスターファン投票の中間発表でも外野手部門4位に食い込む活躍だったが、不運だったのは2度のデッドボールで故障者リスト入りしてチャンスを逃した。

 

 

青木宣親2000

 

昨年6月にはヒューストン・アストロズで日米通算2000安打を達成。夏のトレード・デッドラインでトロント・ブルージェイズに放出されたが、9月に移籍したニューヨーク・メッツではレギュラーに定着し、27試合で打率.284と安定した成績を残した。

 

6年間で7球団に所属したのは、野茂英雄と並んで日本人選手最多タイ。多くの球団から必要とされるぐらいの数字を残したが、メジャーリーグの外野手として本塁打数が物足りなかった。

 

アメリカでは本塁打の価値が何よりも勝る。レギュラーの位置を固めるには打率3割以上を残さない限り、本塁打でコンスタントに20本以上は打つ必要がある。