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【球団人事】ブレーブス新GMにA.アンソポロス氏が内定

 

再建途上のアトランタ・ブレーブスに新ゼネラルマネージャー(GM)が誕生する。ニューヨーク・ポストの野球担当コラムニスト、ジョエル・シャーマン氏が報じている。

 

 

 

この決定は現地13日(日本時間14日)からフロリダ州オーランドで開催されるGM会議で発表される事になりそう。

 

40歳のアレックス・アンソポロス氏はカナダのモントリオール出身で、2009年、32歳の若さでブルージェイズGMに就任。スカウトを増員し、ドラフトを中心とした内部育成によるマイナー組織の充実、プロスペクトの獲得・育成を好む人物としての評価がある。

 

そうしたスタイルにプラスしてブルージェイズ時代の2015年は、ジョシュ・ドナルドソン三塁手、7月にはトレードで左腕デビッド・プライス(現レッドソックス)やトロイ・トゥロウィツキー遊撃手などの大物選手を獲得。ヤンキースとの争いを制し、ア・リーグ東部地区で22年ぶりの地区優勝に導いた。

 

また、セイバーメトリクス研究で有名なトム・タンゴをデータ分析のアドバイザーとして招聘するなどデータ分析にも力を入れているタイプだ。

 

ブレーブス

 

2016年からは、ドジャースの野球運営部門副社長に就任している。

 

ワールドシリーズを3度制し、地区優勝17回を誇る南部の名門チームも3年連続で下位に低迷している。しかし、この数年のファイヤーセールでファーム層は厚くなった。

 

今季から新球場サントラスト・パークに本拠地を移し、名門復活をかけて新GMの手腕にも注目したい。