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【MLB契約情報】ブルージェイズが先発投手エストラーダと契約延長

 

メジャーリーグでは既に来季に向かって水面下でチーム編成が始まっている。

 

 

MLB契約情報

 

 

今季オフにフリーエージェント(FA)になるマルコ・エストラーダが所属のブルージェイズと契約延長に合意した。ブルージェイズの公式twitterエストラーダの写真とサインを載せて正式に発表している。

 

契約内容は1年1300万ドル(約14億6000万円)。

 

今季の1450万ドルよりもやや抑えた金額で、おそらくブルージェイズ側に選択権があるチームオプションと、エストラーダがある条件をクリアすれば自動的に更新されるヴェスティングオプションなどが付帯されている模様。

 

今季の岩隈久志の場合もそんな契約だった。

 

 

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34歳のエストラーダブルージェイズの1年目(2015年)に13勝8敗、防御率3.13というキャリアハイをマーク。16年は9勝9敗、防御率3.48。

 

今季は6月の月間0勝4敗、防御率9.11が響いて9勝8敗、防御率4.84と悪化。ただ、それ以外は安定感があり、とくに最近の10試合は防御率3.75と復調傾向にある。

 

今季は戦列を離れることなく31試合に先発していることも評価され、後半の復調と相まって契約延長に至ったというのが大方の分析だ。

 

これでブルージェイズの来季の先発陣はアーロン・サンチェス、マーカス・ストローマン、J.A.ハップ、1年契約のマルコ・エストラーダの4人が固まった。

 

通常ストーブリーグは、スタータークラスから決まっていくのがパターンで、次に大物野手たちが交渉のテーブルにあがる。そういった意味でブルージェイズは、この時点で先発4番手までをまず抑えたことになる。

 

しかも、比較的リーズナブルで補強資金を圧迫しない契約だったと言えるだろう。

 

個人的に今後の注目は、まだ契約が1年残っている元MVPのジョシュ・ドナルドソン三塁手の去就だ。