マリナーズからフリーエージェント(FA)となっていた菊池雄星は12日(日本時間13日)、トロント・ブルージェイズと3年総額3600万ドルで合意した。
MLB移籍情報
MLBネットワークのジョン・ヘイマンが関係者から得た情報として第一報を伝えている。
Breaking: Yusei Kikuchi to the Jays.
— Jon Heyman (@JonHeyman) March 12, 2022
複数の情報をまとめると今季が1600万ドル、来季と2024年は各1000万ドル。菊池は2018年オフにポスティング制度を利用してマリナーズと契約。
その契約の中で、マリナーズは今後4年6600万ドルの球団オプションを行使しないことを選択。昨季は前半戦好調で夏のオールスターにも初選出されたが、昨年後半の失速が評価を下げたのかもしれない。
同時に菊池自身も単年1300万ドルのオプションを破棄したが、ブルージェイズとの契約は年平均1200万ドルで、マリナーズの球団オプション(年平均1150万ドル)よりもやや好条件になった。
メジャー3年間の通算成績は70試合の先発で15勝24敗、防御率4.97(FIP4.93)となっている。期待されたほどの成績でもない。
この程度の成績なら、まずまずの好条件のサラリーと言えないでもない。だから今季はせめて防御率3点台のシーズンを送りたい。
ブルージェイズでは新加入のケビン・ゴーズマンや実績のある左腕リュ・ヒョンジン(柳 賢振)、ホゼ・ベリオスらと共に先発ローテーションを支えることを期待されている。
ブルージェイズはロビー・レイやスティーブン・マッツの両左腕がFAでチームを離れたが、昨年途中にツインズから獲得したべリオスやロックアウト前にジャイアンツから獲得したゴーズマンなどでアップグレードしており、先発ローテーションは昨年以上の顔ぶれ。で、
複数の報道でも流れているが、菊池のトロントでの位置は先発4~5番手。マリナーズ時代のように先発ローテーションが確約されたわけではない。
昨季デビューした若手右腕アレック・マノアは1年目から9勝2敗、防御率3.22、FIP3.80。右腕ロス・ストリプリングも昨年19試合に先発しており、ドジャース時代を含めて通算28勝の実績もある。
今季の前半戦で首脳陣からの信頼を勝ち得ないと先発ローテーションからの降格もあり得る厳しい序列だろう。今季は正念場のシーズンになる。
11 free agents signed MLB deals today, 2 major trades happened, and the night is still young. Is your head spinning too?
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) March 13, 2022
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